こだわりの自家焙煎珈琲がいただける千葉県南房総市。犬掛にある田舎の家という珈琲屋さんがあります。

週末、店主が仕事をお休みして、自分がくつろぐためのお店です。お客様はたくさん来なくていい、大切なゲストのためにスペシャル珈琲を飲んでいただきたいとほぼ広告をしていません。ジャズが流れて、店主とのお話に癒されるそんなお店です。

出会いは、地元の津波避難訓練。
背中側に池田秋雄さんがいました

地元の津波避難訓練に初めて私が参加をした日、近くの高台にのぼりました。地元の津波避難訓練に初めて私が参加をした日、近くの高台にのぼりました。海を見下ろしていると、背中のほうから、「わたくしが自家焙煎をした珈琲豆を販売もしているのですよ」。と聞こえてきました。

振り向くと、同じ町内会の方々がいて、店主の池田秋雄さんが話していました。今度、お伺いしますと、土日の営業日に行ってみました。

道の駅富楽理とみやまから道の駅みよしに向かう道の途中に千葉県道88号富津館山線につながる犬掛という交差点があります。そこを右折してすぐ右側に赤い営業中の旗と木の看板が目印でお店は高台にあるため外観を見ることはできません。

赤い旗が営業中なら登ってみてください。普通の民家をそのまま利用しています。

看板に(た)と書いてあるのは、紅茶や抹茶ラテその他の(た)だそうです。いずれは(た)のサンドウィッチやナポリタンも提供するかも?以前、塩おにぎりというメニューを見たことがあります。店主の気まぐれメニューがあるかもしれないとしておきましょう。

いつもはお客さんなのですが、今回は現地人に聞くというテーマでお話を聞かせていただきに伺ってみました。

田舎の家は店主が生豆を仕入れ少量を自家焙煎した豆で提供します

池田さんの珈琲のコンセプトは昔なつかしい純喫茶の珈琲にあこがれてすっきり軽めな飲み心地のおいしい珈琲です。

メニューはオリジナルブレンドと他4種類のストレート豆マンデリン、モカ、ブラジル、キリマンジャロをホットかアイスでたのめます。香りを大切にしたいので、屋外も禁煙のお願いが書いてあります。ゆえに、喫茶店ではなく珈琲屋さんになります。

初めての方は、カウンターで3人座れます。池田さんとのお話が、何より楽しみになるダンディーで素敵なマスター東京でも聞くことが少なくなった大正ロマン調な丁寧な口調はなぜか私には耳心地がよくなつかしくなってお話がしたくなると訪ねてしまいます。

生まれも育ちも犬掛という、ご両親と暮らした生家を週末珈琲屋さんに少しだけリフォームをしてお店にして5年になるそうです。

こんな暮らし方があったか!田舎の家のマスター池田さんです

会社勤めをしながら、毎日お気に入りのカフェに通いつめていつか自分も店主になりたいという夢を持ちそのお店で修業をするようにかよいの常連さんから自然とアルバイト店員をしてきたそうですすでに勉強熱心なダブルワーカーだったのです。

人生の中には、会社勤めをしながら、転職も経験し資格を取得し退職された後、自身で浄化槽保守点検の会社を起業されました。現在も農家でお米を作りながら会社を営み自身のペースで仕事するそして週末は珈琲屋さんをされています。

奥様は現在単身赴任で、二拠点で生活を実行中です。平日のお休みには一緒に過ごす家庭人の時間もあります。なんて素敵な生き方なのでしょう。今度は私たちが憧れます。

風景や、店内の雰囲気は、ぜひご自身で感じてみてください。椅子の席、足を延ばせてくつろげる畳のお席もあります。

田舎の家
南房総市犬掛47-1

まとめ

わたくしの癒しの空間の一つ「なんて素敵なライフスタイルなのでしょう。」新しく出会えた友達と個室で静かに語る場所にしてみたいなーと思います。ただいまーと帰りたくなる田舎の家です。