私は、転勤を伴う仕事をリタイアして、今は南房総エリア(館山)で、人生のセカンドライフを楽しんでいます。四季の移り変わりを肌で感じながらの愛犬との散歩は、心身共にリフレッシュでき、本当に気持の良いものです。また、高速道路の整備が進み、都心へのアクセスも良好。気軽に都心まで行けることも住み良さにつながっています。この、住み良い南房総の魅力をお伝えします。
冬は温暖な南房総!
私は、雪国生まれの雪国育ちです。社会人となって関東に来てまず驚いたことは、冬に雪が降らないということでした。千葉県のなかでも南房総エリアは黒潮(暖流)の影響を受け、雪はめったに降ることはなく、冬でもポカポカ陽気の日が多くあります。冬が温暖で過ごしやすいのが大きな特色です。
毎年行われる「館山若潮マラソン大会」では1月という時期にもかかわらず、コースの沿道には菜の花が咲いており、参加者から「気持よく走ることができる」と評判は上々。また、大会ボランティアや沿道で応援するも人たちも一緒になって大会を盛り上げ、楽しいイベントになっています。
都心に近い南房総!
以前、高速道路が整備されていなかった頃は、都心から日帰りで海水浴に行くのはかなり難しかったものです。今は東京湾アクアラインをはじめ高速道路の整備が進んで、マイカーで日帰りの海水浴を楽しむ家族連れが多くなりました。
このように都心部へのアクセスが良くなった南房総。田舎暮らしに漠然と憧れていても「遠いから」と二の足を踏む必要がなくなりました。平日は都心で仕事をし、週末を南房総でのんびりと田舎暮らしを楽しんでいる方々も大勢いらっしゃいます。また、体調を崩した人が転地療養をする場所としても最適です。
自然豊かでスローライフな南房総!
ここ南房総は一年を通じて四季折々の顔があり、体全体で自然を感じることができます。冬から春にかけては菜の花、水仙などが咲き、間をあけずに早咲きの川津桜(鋸南町(きょなんまち)では頼朝桜と呼んでいます)も蕾(つぼみ)を付け、鶯(うぐいす)も鳴きだします。
また、水が温む頃には田植えが始まり、初夏には周りの山々が萌木色に変わって人々の目を和ませてくれます。お盆を過ぎると稲刈りが始まり、終わると五穀豊穣を祝う盛大な祭りの賑やかな笛や太鼓の音、威勢のいい掛け声があちらこちらで響き渡ります。自然と一体となった暮らしは時間の流れが緩やかに感じられ、人々の営みがいきいきと伝わってきます。
まとめ
自然がたっぷりある南房総、そこで生活している人々は明るくいきいきとしています。都会から移住して農業等に携わっている人たち、また、種々の工房を開き自己の表現力を追求している人たちと様々な人たちが暮らしていますが、私もこの記事を書きながら恵まれた環境で暮らしていることを再認識するとともに、また新たなことにも挑戦したいと思っています。
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