地域を選ばず必要とされる職業の一つ、それはホームヘルパーです。資格を取得し、ホームヘルパーとして勤続18年。館山を始めとした南房総を東へ西へと、日々走り回るのは角田ひろ子さん。結婚を機に南房総へ住まいを移し、四十余年。現役で頑張る角田さんの元気の秘訣は?

あっちへこっちへ。移動の合間、疲れも吹き飛ぶ癒やしの海。

©南房総市

時間によって、場所を移すこの仕事で車は不可欠。ホームヘルパーは利用者の自宅で、限られた短い時間内に、決められた業務を終えることが原則です。

もともと人と接することが好きな角田さん、「色んな人のお役に立てるのが何より嬉しい」とのこと。よく移動の途中、館山市の北条海岸や千倉町の瀬戸浜海岸などの海沿いにある駐車場でお弁当を食べるそうです。忙しい合間のほっと一息タイム。波の音がいい子守唄になることもあるとか。

結婚を気に南房総へ。お目当ては美味しいお魚だったとか?

©南房総市

今は亡きご主人との結婚を気に、千葉市から南房総へと住まいを移した角田さん。田舎暮らしに迷いはなかったのかをお聞きすると「全然迷わなかったの。美味しいお魚が食べられるーって喜んじゃった」って笑顔で教えてくれました。

相当なお魚好きで、「なめろう(房総の郷土料理、たたきの一種)はおいしいし、アラを使った料理の魚もきれいに食べちゃうの。」ってちょっと自慢げです。「南房総へ来て、海の幸も山の幸も、美味しいものが多くて、本当にお嫁に来てよかった。(ご主人に)感謝しかない」とのお話でした。

悠々自適の日々。好きなことを好きなだけできる、今が一番!

人が好きで、人を支える仕事が楽しくて、ストレスなんて感じたことがないと角田さんは笑います。68歳の現在、昔から続けている太極拳をはじめ、週一回のフラ、時々訪れる歌カフェ。月に一度、友達と楽しむ入浴施設など、健康に気をつけながら、好きなことを好きなようにやり尽くしたいと、毎日アクティブに過ごしていました。

「心安らぐ田園風景に囲まれる日々は理想そのもの。充実した毎日を送れるのは、この場所だから」笑顔を絶やさず、話してくださった角田さんに憧れます。

まとめ

好きな仕事をして、美味しいものを食べる。好きなことをして、素敵な時間を過ごす。角田さんのように、充実した毎日を過ごしてみませんか?きっとそんな日々が南房総で見つかるはず!