「県民の森」や「自然の家」と聞くと、小学校の宿泊学習で訪れたきりという方が多くいらっしゃるのではないでしょうか?

団体利用のみ許可されている施設もあるようですが、鴨川市天津小湊(あまつこみなと)地区の「内浦山県民の森」は一年を通して個人で利用することができますよ。

「内浦山県民の森」とは?

「内浦山県民の森」は、南房総市からだと車で1時間と少し。南房総市の中心部から鴨川市までは、外房黒潮ライン(国道128号線)を勝浦方面に向かって約50分。青い海を眺めながら車を走らせ「県民の森入り口」交差点を左折し、さらに10分ほど進むと到着します。

ここは県内最初にできた県民の森であり、ヒメボタルの生息地として有名で、豊かな自然を活かして校外学習や青少年団体の活動の場として利用されています。

広大な園内には、車をおりてまず目に飛び込んでくる総合センターと芝生広場のほか、手入れの行き届いた様々な施設が。県営ならではのリーズナブルな料金で、緑に囲まれてアウトドアを満喫しましょう。

大人も子供も楽しめる!

無料で利用できる芝生広場では、桜、新緑、紅葉と季節の移ろいを感じながらからだを動かしたり、広場の端にあるバーベキュー場で新鮮な魚介類を味わったり。鳥のさえずりに耳を傾けて木陰で読書も良いですね。

また、足に自信のある方はハイキイングなどいかがでしょうか?(林道や遊歩道は一部通行禁止区間あり)予約が必要ですが、体験教室や季節にあわせたイベントも開催されていますよ。

さらに宿泊施設として、サイトの三方を植栽で囲まれプライベート感が高いオートキャンプ場や、空調完備のログキャビン、和室・洋室の両方がある宿泊棟「森の宿せせらぎ」があります。せっかくならば泊まりがけで滞在して大浴場で疲れを癒し、夜は満天の星空を堪能したいものです。

もうひと遊びしたい!やっぱり海でも遊びたい!と思ったら…

外房黒潮ライン沿いには複数の海水浴場がありますが、イチオシは南房総屈指の透明度を誇る「城崎海水浴場」です。大通りに面しておらず、白く美しい砂浜は程よい規模で波も穏やか。そのため、釣りや磯遊びなど小さなお子様でも安心して遊ばせることができます。我が家はお正月にたこ揚げを楽しみました。

無料駐車場とトイレ・シャワーのほか、周辺にはおらが丼や干物のおいしい飲食店とコンビニエンスストアが並んでおり、もうひと遊びしてお腹を満たして帰路につけば言うことなしです。

まとめ

我が家が大好きな「内浦山県民の森」をご紹介しました。県外からの訪問客も多いこのような場所が近くにあるのは幸せなことです。道中は青い海や夕焼け空を横目にドライブを楽しめるので、ぜひ一度訪れてみてください。

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