千葉県南部を指すときに、安房(あわ)や房州(ぼうしゅう)という言葉を使うことがあります。自分の仕事を見つけたかった壽人(ひさと)さんと、スローライフができる場所を求めていた雅幸(まさゆき)さん。彼らは2017年、安房の地で出会いました。

館山に移住して、ハローワークでお仕事探し

2013年、福島で家具工場を運営していた前オーナーが、館山支店AWAファニチャーを設立。館山に移住して、ハローワークで仕事を探していた壽人さん。物づくりや模様替えが好きだった彼は、工房での求人広告を見つけて、これだ!と思った。

最年少社員から工場長、そして独立

60代の人が働く工房で、30代の壽人さんは最年少。大量生産の家具を作りながら、必要ないと思っている物を作ることに矛盾を感じる毎日。それでも仕事を続けた2015年、館山支店工場長に任命される。本社から仕事を受けながら家具製作を続けていたが、赤字が続いてしまう。

2017年1月、オーナーは館山支店の閉鎖を決断。いつか独立したいと思っていた壽人さんにとって、それはチャンスだった。彼は迷わず、AWAファニチャーを引き継いだ。

カジュアルで、絵になって、愛ある物を作りたい

その頃雅幸さんは、都内で寝る間もなく働く生活を送っていた。何のために仕事をしているのか疑問に思い、どこか田舎で、食べる分だけ稼げればいいと考えるようになっていた。京都、沖縄、群馬と候補地はあったけど、東京から近い田舎の、千葉県もその一つだった。

以前からチェックしていたNPO法人おせっ会のサイトで、AWAファニチャーの求人を発見。早速面接に訪れた際、自分の条件や考えを壽人さんにぶつけてみたら、できるよ!と言ってくれた。一方壽人さんは、直感で一緒にやりたいと思った、と当時を振り返る。

2017年9月、雅幸さんが来るタイミングで、AWAファニチャーからAWA2017に改名。モノ作りする人が集まって、情報交換や工具のシェア、コラボ商品の制作、ワークショップも開催したいと抱負を語る。

まとめ

2017年の今年、やっと動き出したAWA2017。

彼らの熱い想いを聞いた後、ランチに立ち寄ったお店で、再びAWA2017に出会った。彼らの刻印入り木製プレートが出てきたのだ。地元での仕事をメインにやりたいと語っていた壽人さん。今後安房の様々な場面で、彼らの作品に出会う機会が増えるだろう。

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