三方を海に囲まれ、愛宕山という千葉県内最高峰の山もある自然豊かな南房総市には、道の駅がなんと8箇所もあります。

我が家の家族構成は、地元民(Uターン)である私と、横浜からの移住者である夫、3歳の娘。実際に南房総で暮らしてみて、よく行くなぁ~と思う個性的な道の駅とその地域を、私たち家族の視点でゆるく紹介したいと思います。

田園風景に心も体も和む
『道の駅三芳村鄙の里』


我が家から近いこともあり、一番よく行く道の駅です。お目当ては農産直売所『土のめぐみ館』にある新鮮な野菜や果物。夫は野菜などを趣味で作っているので、その苗を買ったりもしています。

名物のビンゴバーガー、ソフトクリーム、足湯もあり、週末ともなると多くの車やバイカーで駐車場はいっぱいです。

そして鄙の里最大のイベントと言えば、『みよしの夜祭り』。毎年10月の最終土曜日に開催されるこのお祭りは、周辺道路の混雑を防ぐ為に、近くの三芳分庁舎からシャトルバスが運行する程の盛況ぶり。催しや屋台も多く、お祭りの最後には打ち上げ花火が秋の夜空を彩ります。

鄙の里のある三芳地域は南房総市の中心にあり、どこへ行くにも便利!海へも内房、外房どちらにも楽々アクセス可能。冨浦ICも近いので交通の便も良いでしょう。

目の前に広がる太平洋!『道の駅ちくら潮風王国』


訪れてまず目を引くのは、漁船のレプリカではないでしょうか。実際に上ることもでき、子供だけでなくいい大人も結構楽しめます。とにかく広大な芝生広場も魅力で、体力のあり余った我が子が走り回っても遊び足りないほど!

館内には、鮮魚やアワビ、サザエ、伊勢海老と、これぞ南房総の海の顔といった食材達が並びます。潮風王国のある千倉地域は南北に広く、北側は和田地域と共にサーフィンスポットが多いので、マリンスポーツ好きな移住者が多いのも特徴の一つ。

南側は白浜地域と隣接していて、冬でもほとんど雪が降りません。白間津のお花畑では1月頃より花が咲き始め、その温暖な気候を感じる事ができるでしょう。

高速道路からも利用できる!『道の駅富楽里とみやま』


富楽里の特徴は有料道路と一般道路のどちらからでも利用可能なこと。我が家も横浜の実家に行く際、お土産に地元野菜を買っていこうと朝早くに家を出るのですが、毎回多くのお客さんでごった返しています。

漁協直営の新鮮な魚アリ!毎朝入荷のとれたて野菜アリ!南房総の味覚が楽しめる食事処アリ!テレビでもよく紹介され、地元民だけでなく旅行者からも大人気の道の駅です。

富楽里のある富山地域には、海と山、両方の自然があります。夏場には多くの家族連れや観光客で賑わう岩井海岸は、内房なので比較的波も穏やか。伊予ヶ岳(いよがたけ)や富山(とみさん)など、ハイキングが楽しめる山もあります。また、南総里見八犬伝ゆかりの地が数多くあるので、そんなロマン溢れる街を散策してみてはいかがでしょうか?

まとめ

道の駅って、休憩したり情報を得たりするだけでなく、その地域の特産品を知る事が出来て楽しいですよね。6つの町と1つの村が合併して出来た南房総市はとても広く、地域ごとに違った特色があります。

是非その特色を楽しみに、南房総の道の駅めぐりをしてみて下さいね!

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