秋も深まり瀬戸内海のカキが出回る時期は、毎年必ず行きたくなる場所があります。クーラーボックスを車に積んで、気軽に季節の恵みを堪能できる場所。
住んでいるからこそわかる赤磐市おすすめスポットをご紹介します。
宝探し気分で赤坂青空市
~新鮮食材と赤磐市産こだわり調味料~
まずは、赤坂青空市へ。週末は特に人気でお客さんも多く、午後になると野菜が売り切れていることもしばしば。午前中に行くことをお勧めします。次々と新鮮野菜を運び込む生産者の方々に出会えたら、食べ方を教わるチャンスです。声を掛けてみてください。
赤坂青空市の特徴は何といっても小規模施設ながら野菜の品種が多いこと。通い始めて10年以上、初めて食べたものは数知れず。臭みのない柔らかな生キクラゲ。カラフルな赤大根や紫キャベツ。キラキラと光り輝く大粒イチゴ、漆黒のブドウ・オーロラブラック。運が良ければ農業大学校で栽培された珍しい野菜にも出会えます。
さらなる魅力は、赤磐市近郊に醸造所を持ち、赤磐産の大豆を使って作られた木桶仕込み醤油などのこだわり調味料。食材の味を引き立てる調味料は欠かせません。さあ、あなたなら今晩何を作りますか?
酒を愛する人からの贈り物
~利守酒造支店 酒一筋と酒まんじゅう~
赤坂青空市を出て、県道27号線を北上すること約10分。左手道路沿いに利守酒造支店が見えてきます。
本店の店構えも重厚で歴史を感じさせる趣が素敵ですが、急ぐときは道沿いの支店が便利。利守酒造さんは、幻となった雄町米の復活に力を尽くされました。今では赤磐雄町米として全国的にその名が知れ渡っています。
「本当に苦労して苦労して、やっとできたお酒なの。」店内に置かれた一束の稲わらを見つめながら、そっとつぶやくように話してくださった女将さんの言葉。詳細は利守酒造のHPをご覧ください。
利守酒造さんは純米酒の品揃えが本当に豊富。秋の新酒『酒一筋 秋あがり』、ぬる燗で一杯『酒一筋 純米』で迷っていると「お店の中が、どうして暗くて寒いか知ってる?」と、女将さん。それから、酒まんじゅうやお酒について教えてくださいました。]
ここの酒まんじゅう、『酒一筋 純米大吟醸』で蒸しあげているのです。何という贅沢。新酒の頃にまた伺う約束をして店を後にしました。美酒と酒まんじゅう、そして素敵な女将さんに会いにいきませんか。
天空の上でカフェ気分
~美しの棚田へ小旅行・吉井地区~
利守酒造支店から、さらに北上すると赤磐市吉井地区になります。ドライブがてら足を延ばし、棚田を見に行くことも可能。竜天天文台方向へ向かう車の窓には鮮やかな木々の緑が広がり、ほっと心が癒されます。
山を登りきると見えてくる場所、そこはまるで天空の村。見晴らしの良い場所を探し、車を停めてコーヒータイムもおススメ。もちろんコーヒーのお供は酒まんじゅうです。あたりに広がるコーヒーの香りに包まれ、まったりカフェ気分で棚田の景色を眺めていると、自分が何処にいるのか忘れてしまいそう。
それほど吉井の自然は懐が深く、日常を忘れさせてくれる素敵な場所なのです。
まとめ
いつ訪れても、はにかんだ笑顔で温かな気持ちにさせてくれる人々に出会える赤磐市。また、季節ごとの果物や新鮮食材と出会い、それを食す喜びや四季折々の豊かな美しい自然に抱かれる解放感も感じられます。
「ちょっと行ってこよう。」の一言で旅行気分が味わえる休日。これが赤磐市に住む大人の美味しい生活です。試しにあなたも赤磐市に住んでみませんか。
きっと、たくさんの宝物が見つかることでしょう。
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