初めまして、神奈川県川崎市在住、サウンドクリエーターの佐藤かおりと申します。

フリーランスで企業の販促用動画のBGMや、テレビのニュース番組などの音楽を製作しています。(制作物はこちら

もともとはミュージシャンでピアノや電子オルガンプレイヤー、若い頃はバンド活動なんかもしていました。スイーツ作りや、和装、着物でお出かけやお寺巡りなんかも好きです。

今回、ランサーズというサイトと南砺市のコラボ企画、富山県南砺市、ソノトチワーク 移住したくなる♪なんとショートPV(動画)コンペツアー」というのにたまたまご縁があって参加してみました!

絶景と、精巧な木彫り彫刻に感動!

事前に1月14日の都内の説明会にも参加していたので、なんとなくざっくりとした、自然豊かな雪国というイメージ。もともと青森県弘前市生まれなので雪にはあまり抵抗がなく、というかほっこり懐かしいイメージです。

なぜか日本海側にはあまり行ったことがなく……もう20年ほど前某往年のアイドル歌手のバックバンドのメンバーとして(キーボード担当)富山県金沢市のホテルでのディナーショーに行ったことがあったなあ…とか思い出しちゃいました。懐かしすぎです。

初体験の北陸新幹線で、まずは出発!!

朝9時半頃に「はくたか」という金沢行きの新幹線に乗って、新高岡まで行きそこから在来線の城端線(じょうはなせん)に乗り換えです。東京駅から土日の混雑を覚悟していましたが、運よく指定席をゲットすることができました~。

駅の売店で目立っていたマグロいくら弁当に惹かれて購入!いくらがプチプチでマグロも新鮮!

新高岡駅ではちょっと時間があったのでお土産品を見たり、高岡大兜というオブジェを自撮り撮影したり。サングラスちょっとあやしい人ですが。

軽井沢を過ぎたあたりから雪がチラホラ…目立ち始めて、長野に着く頃にはもうすっかり水墨画の銀世界です。

城端線の福光という駅で、コーディネーターの宮下さんという女性と13時半頃に待ち合わせ。とても明るくてさっぱりした、気持ちのいい方で、初対面なのにもうお友達になったような気がします。

彼女のアテンドで車の助手席に乗せてもらい、いざ南砺市の色々オススメスポットに出発!お天気も晴れ間があって雪のキラキラした結晶が見えたり、、無人の雪景色がどこまでも広がっていたり、の超絶景に感動~~。思わず写真をたくさん撮ってしまいました。

最初に足を運んだのは城端織館という建物です。

ここは地元の名産である絹織物の歴史を学んだり、織物体験プログラムを受けられるところです。

パステルカラーや日本古来の色々な縦糸、横糸を組み合わせて布地を織っていく……体験してみたい!!と思ったのですが、あいにくこの日はタイミングが合わずに体験ができませんでした。残念><)

パロちゃんという不思議な癒し系アザラシロボットくんが癒してくれましたよ!(撫でると鳴くんです)

そのあとは五箇山という合掌作りの世界遺産の街並みがあるところへ、その近所にある道の駅たいら、和紙の里というところに行きました。

これも地元名産のとても丈夫な和紙を使ったいろんな製品があり、とてもポップでモダンでアートなデザインの物がたくさんです!!思わず色々見入ってしまい、素敵な市松模様の名刺入れを色違いで2個と髪ゴムをお買い上げ。大切に使いたいです。

そのデザインを、和紙の元になる植物を育てるところから手がけているデザイナーさんがいらっしゃったので、みんなで記念撮影。

石本泉(いしもとせん)さんという方で、美大出身、五箇山和紙のFIVEというブランドを立ち上げているそうです。とても素敵なお洒落な方で、なんとなく都会のDJみたいな雰囲気です。

合掌作りの街並みを一通り堪能して(今でも人が住んでいるんですよ!)そのあとは本日宿泊する素敵なゲストハウス、ベッドアンドクラフト taeにチェックイン。

養蚕業で栄えた豪商のお家をリノベーションしたものらしく、内装がとにかく木材を多用した温かみのある和の空間で素敵です!平屋建てだけど、上にはロフトスペースのダブルベッドもあり、4-5人なら一緒に泊まれちゃう広さ。

高い天井には漆芸作家さんの紅白の作品が揺らめき、まるで美術館のロビーのようです。和室にはおしゃれな床の間に、赤いお盆のようなオブジェもあっておしゃれ空間。今回は1人で泊まったのでちょっと広すぎて寂しい気持ちも…。次回は是非友達や家族と泊まりたいですね~。

さて、荷物を置いたら早速夜の南砺市お勧めポットへ……。

お腹もすいてきたのでアテンド宮下さん一押しの居酒屋さん、おっちゃん、に晩御飯に行ってみました。地元の人しか行かない感じのアットホームな居酒屋さん。小上がりに座ってまったりします。定番のおでんやブリカマ焼なんかをつまみ、珍しい食材、カエルの串焼きなんかも試してみました。(鶏肉のささみに似た感じです、美味しいですよw)

寒いのでお酒がすすみます。(笑)焼酎お湯割りがうまい!!

いい感じに酔っ払っちゃたのでその日はもうお開きにして宿まで送ってもらい、明日の朝またお迎えに来てもらうことになりました。

次の朝、アテンドの宮下さんが雪道にハマっちゃった…というアクシデントがありましたが、無事に少し遅れて迎えに来てもらい、また街探索に。

前日も雪にはまった観光客一家を地元の人たちみんなで助ける、という現場に遭遇していたので、ああやっぱり雪国の生活って大変だなあ、、と思うと同時に地元に方達の暖かさに触れてほっこりしました。みんなで助け合わないと生きていけませんもんね!

この日は井波の街並みにある、木彫り彫刻のお店を何件か見て回りました。

その中でも、木彫りギャラリー吉川、で展示されていた作品が本当に精巧で素晴らしく、欄干などものすごい複雑な3D画像を見ているようで感動です!!

木彫り彫刻師って本当にすごい技術ですね!この伝統芸がずっと継承されていくことを本当に願ってやみません。もっと私が若かったら弟子入りしたいくらいです。(手先超不器用ですが……)

それから、素敵な看板にフラフラと引き寄せられ、、お着付け処、和小物 月やさんというところへ。

私の大好きなアンティークの着物や帯がたくさんあって、しかもお安く買える!!ので本気で色々と試着をしてしまいました。

めっちゃ良い色のブルーの紬もすごく欲しかったのですが、、ちょっと予算オーバーしてしまうので今回は着回しがきくラベンダーの小紋を4,000円でお買い上げ。今から春先に着るのがとても楽しみです。

そしてまたまたお腹もすいてきたので、お勧めのお蕎麦屋さん、茶ぼ~ず、へ。

天ぷらそばの冷やし(¥1,100)をいただきました。お蕎麦にはうるさい(?)私ですが、本当お蕎麦も天ぷらも美味しくて大満足です~。大盛り食べたいくらいでした。(お蕎麦の作れる量に限りがあるため、大盛りは平日のみだそうです)

お昼をたべたらそろそろ帰らなくてはいけない時間になったので、まだまだ見たいところや行きたいところもあったのですがまた次回のお楽しみということで後ろ髪を引かれながら関東に戻りました。

富山県南砺市に住む魅力

都会は刺激的で楽しいこともたくさんあるけど、生活コストが高いし、体調不良になったり仕事上でつまづきがあったりすると人生少し疲れたなあ~、休みたいなあ…と思うことがありますよね。実はウチの旦那が今、そんな感じなんです。

これからはインターネットも普及して(南砺市は高速インターネットが普及してるそうです)フリーランスなら、ネット環境さえあれば、綺麗な景色を見ながら、美味しい野菜を育てながら地方でお仕事、という選択肢もありじゃないかと思います。

そして何より、都会では考えられないような広さのお家も手に入りそう……。

関東に来るにも思ったより時間もかからないし、時々遊びに戻ったって良いんですもんね。

また春頃になって、山菜や釣りが楽しめる時期になったら家族で一度訪れてみたいです。ゲームばっかりやっている我が家の息子たちにも、自然の素晴らしさや食べ物の美味しさや、温泉なんかも体験してもらいたいし。具体的に何年か計画立てて、色々と楽しみながら移住できたら良いなあと思っています。

今回アテンドしてくれた宮下さん、本当にありがとうございました!そして南砺市の皆様、今後とも宜しくお願いします!!

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