平成29年12月、西海市の地域商社「西海クリエイティブカンパニー」が設立されました。そこに彗星のごとく現れた代表取締役社長・浪方勇希さん、28歳(当時)。東京にも会社をもつ若き起業家。

西海市民としては、「一体どんな人?」「どんなことをしているの?」「西海市をどう盛り上げてくれるの!?」と思う人は少なくないでしょう。その疑問に応えるべく、浪方さんの素顔に迫りたいと思います!

仕事と遊びの垣根をなくす!何事も全力で楽しむ活動スタイル

タイトルで浪方さんをミステリアスとした理由として、彼の活動がとにかくクリエイティブ!釣りで新聞に載り、カメラマンでテレビに出て、SNS上に自身の陶芸作品を公開など。今回の取材は、クリエイティブな活動の真っ最中の陶芸教室に潜入しました!

黙々と集中して作業をする浪方さん。経験者!?と思わせるも、実は2回目。「アートな活動経験は少ないんです。だからこそ、デザインに携わる仕事をする上で必要だと思い、始めました。」「何より純粋に楽しいです!」仕事にいかす感性磨き、かつ、自身の好奇心を満たすものとしても、目を輝かせていました。

一方で、陶芸教室のメンバーから商談を持ちかけられる場面も!「釣りもそれ自体好きですが、仕事でお世話になる漁業関係者との交流にもなります。」と、一見遊びやプライベートのような活動が、実は仕事につながっているようです。

浪方さんは、『仕事と遊びの垣根をなくす』ということを大事にしているとのこと。仕事と遊びを仕切らず、どんな活動にも丁寧に向き合い、全力で楽しむ。そこでの人とのつながりから、自然発生的にビジネスが生まれているのですね!

公開しちゃいます!社長のリアルな1週間スケジュール

なんと今回、浪方さんのある1週間のスケジュールをそのまま公開していただきました!予定がびっしり!!既定の仕事以外にも、先ほどの釣りや陶芸教室でもビジネスが生まれ得るとすると、西海市を盛り上げる地域商社社長としてフル活動しています。

しかし、本人の振る舞いからは、仕事に追われている雰囲気をあまり感じません。例えば今回の取材についても、「いつでも時間作りますよ。」と、連絡は細やかで、何かとこちらのペースに配慮。

浪方さんが仕事をする上でのポリシーは、「事の大小に関わらず、損得で考えません。」「スイッチが入るか入らないかを大事にしています。」

自分が関わる人に対し、先入観をもたず、間口を広く保ち、相手のペースや考えを尊重。それでいて、自身のスイッチのためのアンテナは常に張り、スイッチが入るかの判断に必要な、自身の考えはしっかり持っている。そのような柔らかくも芯のある、浪方さんのお人柄にふれました。

西海クリエイティブカンパニーがもたらす地域活性化とは!?

浪方さんが代表を務める「西海クリエイティブカンパニー」。メディアでは西海市を盛り上げる会社とし注目を浴びました。

しかし、浪方さんの考えは、「誤解を恐れず言うならば、地域活性化の主役が西海クリエイティブカンパニーであっては良くないと考えています。」

そして、その背景にある思いとして、「当社は、事業を創り育てますが、それを活かすのは地元企業や市民の皆さんであると思っています。」

決して自分が何かもたらしてやろうと、自身のビジネスを押し出すのではありません。むしろ西海市を前面に、自らはそれを黒子として支えるような、縁の下の力持ちの役割を担うことで地域活性化に貢献したいということでした。

まとめ

ミステリアスに感じていた若き社長。その素顔は、決して自身を過剰にアピールすることはなく、しかし、こちらの問いかけにはオープンで、丁寧に応答してくれる気さくな方でした。

どこかで見かけたら、気軽に声をかけてみてください。地域活性化の主役である皆さんからの発信を、喜んで受信してくれますよ。そして、一緒に西海市を盛り上げていきましょう!

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