昔懐かしい、やじろべい、竹とんぼ、ゴム鉄砲。現代の子ども達はこれらの伝統工芸品に触れる機会があまりないと思います。息子に自然を身近に感じてほしくて、親子で楽しめる伝統工芸品の作り方を教わってきました。

伝統工芸品の魅力にせまる

自然のものを集めて作る、世界に一つだけのおもちゃ。千葉県南房総では身近にあるものでこんなにたくさんの伝統工芸品が作れちゃうんです。

竹を使って作った、花瓶や竹とんぼ、ウグイス笛、竹鉄砲。ドングリ拾いをして作ったやじろべい。海水浴場で探したタカラガイで作る貝殻ストラップ。割り箸と輪ゴムで作るゴム鉄砲。普段あまり見ることのない物ばかりで昭和の時代にタイムスリップした気分でした。

お百姓さんが教えるおもちゃ作り体験

手作りおもちゃの作り方を教えていただいたのは、千葉県南房総市在住の原田さんです。

原田さんはお正月のしめ縄飾りを作って出荷している傍ら、修学旅行生や地域の小学生を対象におもちゃ作り講座をひらいています。今回は子どもが作れて一緒に遊べるものを選んで教えていただきましたが、筆者も童心にもどって楽しむことができました。

時々、南房総市や鴨川市の道の駅で開かれるイベントでもおもちゃ作り体験を開催しているので皆さんもぜひ参加してみてはいかがでしょうか?

ゲームでは味わえない!自然とふれあい子どもの笑顔を引きだそう!

休日さっそく息子と作ってみました!まずはドングリやタカラガイを拾うところからスタート!それなら工作はまだできない小さい弟も一緒に楽しむことができました。

竹とんぼにマジックで色塗りをしたり、ドングリにひもを通したりしていると、隣で見ていたおじいちゃんが「懐かしいもの作っているなぁ!」と飛びいり参加。そうだった!我が家にも作れる人がいるじゃないか(笑)

息子は「ここはどうって作るの?」とおじいちゃんに質問したり、おじいちゃんも孫と一緒に作ることが楽しそうでその光景を見て、とてもあたたかい気持ちになれました。

親子3代で作った手作りおもちゃ。世代をこえて共通のおもちゃで楽しむことができるのも伝統工芸品の魅力だなと感じました。

まとめ

ゲームが大好きな現代っ子。もちろん息子もその一人。身近にない手作りのおもちゃを作って楽しむことができるのか…と心配していましたが、今では毎日庭に出て竹とんぼを飛ばしたり,
ゴム鉄砲で遊んでいます。

自然にふれて、自分で作る楽しさを味わえたことはとても貴重な時間でした。皆さんもぜひ作ってみてはいかがですか?