長崎県西海市の大島町から西海町に行く大島大橋の途中、右側の山中に見える整備されている土地が気になったことはありませんか?実はそこ、将来健康と癒しの場を目指して只今整備中の「薬草の郷西海(やくそうのさとさいかい)」なんです。

筆者は薬草の講演会に行ったのがきっかけで、薬草の郷西海を知りました。住んでいるところの近くだときいてびっくり。さっそくお邪魔してきました!

薬草の郷 西海ってどんなところ?

見てください!この絶景。大島大橋を西海町側に渡ってくるときに見える、整備中の場所からはこんなに素敵な景色を望むことができるんです。

土壌整備が完了したら様々な試みを計画中です。薬用植物の生産、加工、販売、薬湯、アロマなど“食”を基本に健康や癒しを提供していくとのこと。大島大橋と西へ沈んでゆく夕日を眺めながら心も体も癒される。最高ですね~

薬草の郷西海を作ろうと思ったきっかけ

薬草の郷西海の代表松崎秋信さん。広大な土地に芍薬、ウコン、ナツメ、朝鮮人参など何十種もの薬草を育てています。

以前は養豚場を営んでいましたが、「先祖代々の土地を残したい」「死ぬ前に何か人の役に立つことをしたい」と薬草を使った事業に取り組み始めました。松崎さん今はとってもお元気そうですが、実は30代のときに複数の病気を患い、寝たきりになってしまったそうです。医者に処方された薬を飲んでも悪くなる一方でした。

その頃に薬草と出会い、医療ではどうにもできなかった病気が良くなっていったそうです。以来20年以上薬草の勉強を続けています。やりたい!と思っても実際に行動に移せる人って多くないと思います。松崎さんの行動力と熱心さに脱帽です。

若者もご年配の方も共に働ける場所を

様々な規制があり、やっと昨年から土壌整備を行えるようになりました。今はまだ何もない土地ではありますが、松崎さんの頭の中にはやりたいことがたくさん詰まっています。

薬草の栽培や加工、販売を通して利益が出るような仕組みを作り、若い世代にも定年したシニア世代にも正しい知識と正しい技術を身に着けること。働く場所の提供することを目指しています。少子高齢化が深刻な中、働く場所が増えることは地域にとってもありがたいことです。

まとめ

運営をしていくにあたって、皆さんの知恵をお借りしたい、みんなで集まり楽しみながら、みんなが心も体も健康になれるユートピアを造りたいと語っておられました。会員は随時募集していきます。

薬草に興味がある方はもちろん健康が気になる方、何か始めたい方、一緒に薬草の郷西海を作っていきませんか?

連絡先:0959-33-2511(薬草の郷西海 代表 松崎さん)

※掲載情報は執筆当時の情報であり、現在は変更になっている恐れがございます。予めご了承ください。