私は“ご当地モノ”が大好き。その土地で大切に育てられ、地元の人に愛されているからです。今回は“お酒”に注目し、岡山県赤磐市で楽しめるお酒巡りを紹介します。

幻の米のお酒に出会える「利守酒造(としもりしゅぞう)」

品評会で上位入賞できると言われながらも、栽培に大変な手間がかかる「赤磐雄町米(あかいわおまちまい)」。農業近代化で大幅に減少したそうです。

この“幻の米”を見事に復活させて作ったのが、利守酒造。他にも、各種こだわりのお酒が店内には所狭しと並んでいます。保存方法も徹底していて、商品をとても大切にしているのが伝わってきます。酒粕もお薦めです。

製造工程と試飲が楽しめる「サッポロビール岡山ワイナリー」

西洋を思わせる佇まいと風景が、ゆったりした気持ちにさせます。それでいて敷地内にひっそりと小さな神社もあり、探検心をくすぐります。ワイナリー内では製造工程の見学や、試飲(無料・有料)が楽しめます。

ドライバーの方やお子さんは、ぶどうジュースをどうぞ。岡山はぶどうの産地。地元産が多く置いてあるので、味やボトルのデザインも楽しんでみてはいかがでしょうか。

酒蔵見学ができる「赤磐酒造(あかいわしゅぞう)」

赤磐酒造は県道27号線から道を1本入ってすぐの場所にあります。住宅の中にあり、地元で長くお酒づくりをされているのがうかがえます。

事前の予約があれば酒蔵見学ができます。時期や仕事内容により、活動時間が異なるそう。特に冬の期間は忙しくなるので、見どころも確認してみるとよさそうです。「純米 桃の里」をはじめとしたお酒の販売をしています。飲みくらべセットもありましたよ。

まとめ

「帰って飲んでみよう」とわくわくしながら選ぶ時間も楽しいと思います。試飲してじっくり選ぶ方、味を想像しながら選ぶ方、ぶらり立ち寄ってみませんか。

※掲載情報は執筆当時の情報であり、現在は変更になっている恐れがございます。予めご了承ください。