岡山県は温暖な気候と災害の少ない県だと言われています。なかでも岡山県赤磐(あかいわ)市は、岡山市に隣接していながら自然環境も身近にある場所。

しかし、移住を考える人にとっては「車がないとダメ?」「仕事と子育ての両立ができるの?」など気になることもいっぱい。そこで、実際に赤磐市に移住して過ごしている働きママにインタビューしてみました。

車やバスが大活躍!驚きの通勤・出張方法

仕事と家事を両立させながら、3人のお子さんを育ててこられたYさん。隣接する岡山市内での仕事や、東京出張も頻繁にあると言われます。気になる交通アクセスについて質問すると、意外な答えが返ってきました。

まず、山陽自動車道の山陽インターチェンジが近くにあるので、どのまちにも移動しやすいのだとか。また岡山空港がさほど遠くないため、空港にマイカーを停めて、東京出張も可能です。

バスという移動手段もあります。「パーク&バスライド」といって、専用無料駐車場にマイカーを置いて乗り換えていくので、まちなかの駐車場で悩まなくて助かるそうです。さらに、深夜バスの存在も見逃せません。飲み会で帰りが遅くなった時にも運行しているので、交通費でヒヤヒヤすることなく、楽しんで帰れるそうですよ。

高校生もこうやって楽しんでいます!

では、車の運転ができない学生はどうでしょうか。

赤磐市内を路線バスが多く走っていて、通学が遠くなる高校生には欠かせない交通手段となっています。最近では、全国で最安値の民間バス運賃になったそう。「お財布にも優しい」とYさんも喜ばれていました。

また、高校生同士の遠出も意外な選択肢が赤磐市にはあります。山陽インターチェンジが近くにあるのを利用し、高速バスでUSJにも気軽に出かけられるとか。岡山市民の私は電車移動をイメージしていたので、「そういう方法があったのか!」と驚いてしまいました。

働くママも安心!寄り添う子育て支援

現在、仕事をバリバリこなしているYさんですが、赤磐市への移住を決めたターニングポイントは「出産」でした。交通アクセスが便利でありながら、ゆったりとした環境で子育てしたいという思いがあったからです。

しかし、移住したばかりの地には知り合いがいません。1日中赤ちゃんとしか話をしない環境のなかで救いとなったのは、「子育て支援センター」の存在です。子育て支援センターでは、乳児健診に合わせて「離乳食」調理教室や子どもの遊びについて教えてもらえる会があったそうです。

各保育園でも赤ちゃんを遊ばせる会が定期的にあり、育児方法を学んだり、大人同士で話ができる機会も設けてもらったりしたとのこと。「目の前がパーッと明るくなったような思い出があります。」と話されていました。

まとめ

移住後も、仕事をもちながら生活を続けるご夫婦も少なくないと思います。ゆったりした環境の中で、大人も子どもも、アクティブに「自分ライフ」が作り出せる赤磐市。いかがでしょうか。

※掲載情報は執筆当時の情報であり、現在は変更になっている恐れがございます。予めご了承ください。