フリーライターの永瀬なみが、赤磐市で移住体験をしてきました! 今回お届けするのは、移住体験リポート第1弾。賃貸物件探しから内見までの体験リポートです。賃貸物件の相場や内見の注意点など、私の感じたことを中心にお伝えします。ぜひ参考にどうぞ。

■Step1.引っ越しの時期を考えてみよう
■Step2.移住前の訪問スケジュールを考えよう
■Step3.実際に訪問して移住を体験してみよう
■Step4.いざ移住!引っ越しに向けて動きだそう
■まとめ

■赤磐市で賃貸物件を検索してみた

まず私がおこなったのは、賃貸物件のネット検索です。

「赤磐市 賃貸」というキーワードで検索すると、不動産情報サイトがたくさん出てきます。私はテレビCMでおなじみのサイトを2つほど選び、条件を細かく入れて検索してみることに。

私が指定した条件は、
・共益費・駐車場代込みで月6万円まで
・2LDK以上
・バストイレ別
・2階以上
・駐車場あり
・室内洗濯機置き場
・ガスコンロ対応
などです。

これらの条件ですると、たくさん物件が出てきました。しかも安い!!

2LDKだと、家賃は3万円台~5万円台。とくに5万円台の物件が多い印象です。共益費(管理費)は3,000円ほどで、駐車場代も3,000円ほど。2台まで契約できる物件もあります。

「共益費や駐車場代を入れても6万円以下で借りられる物件がこんなにあるなんて、赤磐サイコー!」

これが、赤磐の賃貸物件に対する私の第一印象でした。

■出てきた物件についてリサーチしてみた

次に私がおこなったのは、ネット検索で出てきた賃貸物件についてのリサーチです。

まず、たくさん出てきた物件を数軒に絞ろうと思い、検索条件に「駅まで徒歩20分」と入力してみました。

すると、何と、1軒もヒットしません。

「え?」と思った私は、賃貸物件の情報をよ~く見てみました。

すると、駅までの距離に
・徒歩84分
・バスで20分(バス停まで徒歩1分)
・車で14分
などと書いてある物件が、ズラーッと並んでいます。

そこで私は悟りました。

「あ、ここはそういう土地なのね。駅まで徒歩で行ける地域は限られてるってことか」。

そう。赤磐は私が想像していたよりも田舎だったのです。

桜が丘から少し車を走らせた場所の風景

今は大阪に住んでいる私ですが、数年前までは長野に住んでいました。ですから、田舎の生活には慣れています。もちろん車も持っていますし、電車より車を使う生活にも慣れています。たとえ駅まで歩いて行けなくても、へっちゃらです。

ただ、駅にはさほど用がない私もコンビニやスーパーマーケットなどへは頻繁に行きますので、これらのお店が近くにある点だけは譲れません。

そこで次におこなったのが、マップを使った物件の周辺検索。どのエリアが生活に便利なのかを知り、物件の候補を絞ろうと思ったのです。

検索結果の上から順にいくつかの物件をチェックした結果、『桜が丘』というエリアが良さそうだという結論に至りました。駅までは車やバスで行く必要がありそうでしたが、ほぼ引きこもり生活を送っているフリーライターの私にはノープロブレム。すぐ近くにバス停もあるので、車を持っていない人が住んでも困らないエリアです。

こうして桜が丘の物件に絞った私は、物件を2つ選び、内見の申し込みをしました。

■実際に賃貸物件の中を見せてもらった

ここで、実際に内見させてもらった物件を紹介します。
※物件の詳細は非公開です。あくまで参考程度にご覧ください

◇1軒目のアパート:桜が丘東

「桜が丘東」というエリアにある1軒目の賃貸物件は、築4年の築浅アパートです。

まず驚いたのが、車輪止め。何と、こんなところに桃太郎が! 2軒目のアパートでも車輪止めに桃の絵が描いてあったので、赤磐の新しいアパートでは珍しくないのかもしれません。

2階のお部屋なので、玄関を開けるとすぐ階段があります。左の玄関は1階のお部屋です。

中に入ると、フローリングがフニャフニャする!?!? 2階のお部屋ということもあってか、遮音フローリングを敷いてあるようです。これなら足音が下の部屋に響かないので、小さなお子さんがいても安心できますね。

間取りは、2LDKです。各部屋にクローゼットがあり、しかもそのうちの1つは憧れのウォークインクローゼット! 物置収納も別にありました。

キッチンとリビングがつながっているので、リビングの様子を見ながらお料理できます。

ほかにも、
・二重ガラス
・エアコン付き(2台)
・トイレが温水洗浄便座
・お風呂の追い炊き機能あり
・トイレに棚あり
など、たくさんの魅力がある物件でした。

◇2軒目のアパート:桜が丘西

2軒目の賃貸物件は、「桜が丘西」というエリアにあるアパート。こちらも築9年のキレイなアパートです。

こちらの物件の窓は格子状で、二重ガラス。リビングにはエアコンが付いていました。

キッチンは対面式。料理中にリビングの様子を見られるって、本当に良いですよね。

間取りは2LDKです。各部屋にフローリングがあり、1つは大きめ! これはポイントが高いです。

ほかにも、
・トイレが温水洗浄便座
・お風呂に追い炊き機能あり
・トイレに棚あり
・スーパー、ドラッグストアなどが歩いてすぐの場所にある
といった魅力があり、とてもステキな物件でした。

■実際に内見してみて感じたこと

賃貸物件についてリサーチするときは、「実際に住んだら何が必要かな?」という目線で細かい部分までしっかりとリサーチする必要があると思います。

たとえば、子どもの通う学校や駅までの距離は内見をしただけでは分かりません。ある程度のことは不動産屋さんに聞けば教えてくれますが、不動産屋さんもこちらが何を知っていて何を知らないのかは分からないでしょう。聞かない限りは教えてもらえないものと考え、まずは自分で入念にリサーチすることが大切だと思います。

自治体の方に聞いたお話によると、赤磐市には今回ご紹介したアパートのような間取りの、いわゆるファミリー層向けの物件が増えてきているそうです。

ただ、やはり築浅でキレイな物件ということもあり、空いてもすぐに埋まってしまうことが多いのだとか。だからこそ、「ここイイじゃん!」と思える物件は早く押さえた方が安心なのではないでしょうか。実際、内見中に「次にも内見の予約が入っているので、そのお客さんが即決したらもう申し込めませんよ」と言われるケースはあります。

内見をすれば、おそらく移住したい気持ちが高まるでしょう。ですが、移住のスケジュールに合わせて物件を決めなければ何か月分もの前家賃がかかることになるので、注意が必要です。

そう考えると、内見を申し込むなら「内見したその日に即決しても大丈夫」と思えるタイミングで申し込むのがベストだと思います。早くても、移住予定日の1か月~1か月半ほど前が良いのではないでしょうか。

ちなみに、私の住む大阪市内では、こんなにキレイで駐車場のある物件を月6万円で借りるなんてほぼ不可能です。駐車場代だけでも1万~2万円ほどかかりますので、安くても月に8万円ほどはかかります。

フリーライターという職業柄、私はどんな地域に住んでも仕事にほとんど支障がありません。実際に内見をした結果、こんなにキレイなアパートの家賃がこんなに安いなら(しかも駐車場代込みで)、地方への移住は私にピッタリだなと実感しました。

■まとめ

赤磐市は広いので、エリアによって生活感が大きく異なります。子どもがいるなら学校のことを、都市部へ出ることが多いなら駅やバス停のことを調べながらエリアを絞ると良いでしょう。

物件選びに関しては、赤磐市の公式サイト『住まい探し:

http://www.city.akaiwa.lg.jp/annai/sougouseisaku/machihitoshigotososei/kurashi/iju/sagashi/index.html

』からも情報を得られます。ぜひ一度チェックしてみてください。

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