人の温かさに触れられる北の小さな町、天塩町。母のやっている事業の手伝いをしながら、育児に家事に…と暮らしてきました。そんな毎日が、友達から誘われたセミナーで、人生観が変わりました。

ここでは、わたしがなぜセミナーに参加することになったのか、セミナーで学んだことと、これからについてお話していきます。

ソーイングのセミナーだと思って参加したら、熱意ある女性の講義が…


とある日、友人からソーイングのセミナーがあると言われ、趣味をなにか見つけるのもいいかなと思い、参加を決めました。裁縫も特段やってこなかったので、いいかなと思ったからです。しかし、当日会場に足を運ぶとソーイングではなくクラウドソーシングのセミナーでした。

なにか大変なところに参加してしまったかもしれない…そう思ったのですが、ランサーズの地方創生事業担当の女性が熱意いっぱいでお話をしてくれていました。「なんの資格がなくても、インターネット環境とやる気さえあれば仕事とつながれる」と。ひょんなことから参加することになったのですが、わたしにもできるかな…という気持ちになり、やってみることにしました。

触り慣れないパソコンと用語だらけも、仲間とフォロー体制で修了

パソコンに触り慣れていないので、一通りの登録を済ませるだけでも一苦労でした。しかし、一緒にセミナーに参加した仲間と「わけがわからないよー!」なんて冗談を言いながら作業を進めました。地域ディレクターの方と講師の方が、皆が作業を終えるまで待ってくれて、手間取っている人のフォローをしてくれて、その間も面白い話をして和気あいあいとセミナーは続きました。

基本的な講義をうけたあとは、課題を通じて実践的な内容になりました。どんな文を書こうか、なかなか言葉が出てこず、既定の文字数をクリアすることで頭がいっぱいでした。しかし、セミナーを一緒に受講しているお友達と「こんなの書かない?」と声をかけあったり、町では「これ書くかい?」と声をかけてもらったりして、なんとか課題を乗り切りました。修了式ではじんわり涙が浮かぶほど感慨深いものとなりました。セミナー後も、セミナー同期とコワーキングスペースに集まって仕事をしたり、近況報告会をしたりと楽しく過ごせています。

周囲の目を気にしないで稼ぐ手段を知って充実

小さな町で、夫がある程度の役職の仕事をしていると、限られた町の仕事を自分がするのも少々気が引けるものがあります。周囲になにか言われなくとも、なんとなく目が気になってしまうものです。でも、自宅でインターネット環境とパソコンで仕事をするなら、周囲の目を気にせずやりたいようにできます。

家族の都合で自分の時間がないときは無理せず、必要だと感じたときややりたいと思ったときに仕事ができる、というのはとても大きなことであり有意義です。

まとめ

新しい働き方を知っているというだけで、今まで苦しかった心のなにかがスッと軽くなる感覚があり、セミナー前後で自分の気持ちが大きく変わったと感じています。

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