天塩町には特産物がたくさんありますが、その中でも今回は新しくオープンしたお店とイチオシの商品を2つ紹介したいと思います。観光でいらした際に、ぜひチェックしてみてはいかがでしょう。
地元住民の声から生まれた新しいお店
日ごろ地元住民から「新鮮な魚介類を買えない」「魚介類をお土産にあげたい」等の声が多数ありました。そこで「天塩町の特産品を全国のインターネット販売しているプロ」と「幼い頃から漁師の祖父に教わり、魚の美味しさを常に追求している元漁組職員」の若い有志の二人がタッグをくみ、それぞれの利点を生かしたお店として「天塩の國」が地元、天塩町にオープンしました。
町内の空き店舗を改装し、加工場と直売店を設け、住民の要望を応えた待望のお店です。また、店主が厳選した近郊の魚介類などの商品も販売しています。
いつでも飲めるしじみスープ
温暖化や異常気象によって、しじみの漁獲量が年々減少し、近年はしじみの販売期間も数ヶ月になり、一人当たりの購買量も制限されている状況です。地元住民でも生のしじみはなかなか手に入りにくい貴重なものになってきています。そこで、貝が割れているなどの規格外のしじみを使用したスープが開発されました。しじみのスープをお湯で割るだけで簡単にしじみスープを味わうことができるのです。
体に良いと言われているしじみ。しじみに含まれるオルニチンには肝機能の維持と疲労回復を助ける効果があるので、二日酔い後や疲れがある時におススメです。
もちろん、スープだけではなく、卵焼きの風味に加えたり、ラーメンに少し加えたりすることで、手軽に食べることも可能。自宅にストックしておきたい食材のひとつになってきております。他にも地元の渡り蟹の出しスープや近郊のえびスープとのセット商品もあり、お土産として大変喜ばれています。
一つ一つ手作業で漬け込む いくらの醤油漬け
秋が旬のいくらの醤油漬け。年に一度は、炊き立てのご飯に贅沢に器からはみ出るほど山盛りのせて食べると至福の時間になりますよね。その日に水揚げされた鮭を捌き、手作業で一つ一つ丁寧に漬け込みます。その日のうちに加工することで鮮度が保たれています
店主のこだわりで、保存料や着色料を使わずに独自の製法で仕上がっていますので、お子様にも安心して食べさせることができます。
まとめ
天塩町には、優れた食材が眠ったままなので町全体が食資源としてアピールをしようと開発が進められております。まだまだ紹介したい特産品がたくさんあります。店頭では、水揚げされたばかりの旬の魚介類が販売されていますので寄ってみる楽しみになります。また、通販でも購入可能ですので(株)天塩の國で検索してみてはいかがでしょうか。または、天塩町に足を運んでみませんか。
住所)天塩町山手通り4丁目48-1
定休日)日曜日
電話番号)050-1016-7702
※掲載情報は執筆当時の情報であり、現在は変更になっている恐れがございます。予めご了承ください。