以前の私は、まったくと言っていいほどパソコンとは無縁の人でした。しいて言えばネット通販の注文をするくらいです。そんな私がたくさんの偶然が重なり飛び込んだ世界。南房総市とランサーズ主催する「新しい働き方講座」に参加して得たものとは。
クラウドソーシングの講座に参加しなければ出会えなかった仲間たち
パソコンど素人の私。最初は、とてつもなく不安で、その場にいることも呼吸するのさえ緊張しました。
私は、海女の仕事をしていて呼吸を整えるのは得意なはずなのに…講座が進むにつれて皆さんが、「それぞれの経験や体験をして今がある。自分にも何かできる!できるんじゃないか?」と私と同じ気持ちで、参加しているということが、わかりました。講師の方々のお話は難しい用語もありましたがとても新鮮で、わからないことは、ていねいに教えてくださいました。
講座の中でのペアワークでは、私みたいなど素人でもけなされることなく、私の話すことを真剣に聞いてくれて講座に行くのが楽しみになりました。
前向きにはりきってはみたものの…
私の本業は海女です。漁の期間は、5月〜9月10日。漁をしている期間は朝から夕方までです。主人の両親と同居もしているので、家事もなかなか手を抜けないのが、現状です。そんな中この講座に参加してみて、海女業の休業中でももしかしたら自分にあったペースで仕事ができるかもしれないと思い始めました。
しかし現実は、甘くなかったのです。講座から出る課題をこなすのに必死で、文章力のなさを感じました。いい言葉が頭に浮かばないのです。これでは仕事にするどころではなく挫折しそうになりました。
ど素人の私がそんなに欲張ってどうする!?
そう!私は、まだパソコンを使い始めたばかりです。まずは、タスクからコツコツと文章の書き方を学ぶしかありません。そう簡単にはお金を稼げるわけはないんです。
自分の海女人生を振り返ってみたらわかりました。数年間は獲物が獲れず辛いことも苦しいこともあったじゃないかと気づいたのです。海女業を始めて10年。最初のころなんて自分の身長すら潜れなかったこと、先輩海女さんと一緒に3〜4メートルの海で見よう見まねで何回も潜る練習をしたこともありました。もちろん海の底まで行くことができないから、獲物を獲ることすらできなかったんです。まさかこんなところで、海女業とクラウドソーシングが重なるとは、自分で発見して驚いてます。
まとめ
私は、まだまだたくさん勉強しないとウェブライターとして稼ぐことは、できません。しかしこの講座でクラウドソーシングという未知の世界を身近に感じることができました。そして、それぞれ目指すものは、違うけど前向きに進んでいる講師の方々や仲間たちに出会えたことに感謝しています。いつの日か海女ブログが書けるように少しずつ前に進んでいこうと思います。
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