千葉県最南端に位置する南房総・館山市。

東京湾に面し、美味しい魚の宝庫として有名です。その館山市で創業55年の老舗鮮魚店・まるい鮮魚店に伺い、今が旬の鮮魚と美味しい食べ方、今後のまるい鮮魚店の展望を聞いてきました。

今が旬!南房総で味わえる幻のエンザラって何?

南房総といえば、美味しい鮮魚。

その中でも今が旬のエンザラ という魚をご存知ですか? 正式名称・クロシビガマス。静岡県でも水揚げのある魚ですが、ここ南房総沖で獲れるエンザラは上質の脂がのり格別に美味しいと評判です。

やっぱり塩焼きが一番!

水揚げが少なく、いつ手に入るかわからない入手困難な幻の魚 ですが、この日は運よくエンザラとのご対面が果たせました。深海に住む魚のため、眼光鋭く大きな口にとがった歯が特徴です。

お話を伺った社長の鈴木大輔さんによると美味しい食べ方は、塩焼き・煮魚だそうです。味はサバのような非常に脂がのった白身の魚です。

進化する小売店と予約の取れないこと必至の料理店

2017年10月8日に小売店の新店舗がオープンしました。2018年2月には新店舗2階に1日6名限定の「魚屋さんが本当に食べたい魚を出す料理店」 がオープン予定。

1日6名限定の理由は「本当に美味しい魚は1日6名分しか用意できない」という社長の考えが反映しているそうです。

【お店情報】
場所:千葉県館山市船形1084
営業時間:AM8:00~PM5:00(元日のみ休み)
ホームページ:http://www.marui-sakanaya.com

 

まとめ

買ってきてそのまま食べられる真空パックの金目のしゃぶしゃぶ、調理済みの煮魚を販売するなどの新たなアイデアを伺い、従来の魚屋さんにとどまらない、まるい鮮魚店の意気込みを感じました 。
今後も時代を創造し続ける鮮魚店から目が離せません。