フリーランスの仕事って、自由で、好きな時に、好きな場所で、すきなだけ仕事が出来るのが良さだよね。って思っていました。しかし実際にフリーランスになってみると、どうしても目の前の仕事をこなすことだけになっていってしまいました。そんな時に出会ったさすらいワークの内容をお伝えします。

2歳の娘を連れて南砺市へ行きました

自宅のパソコンの前で一日中ひたすら作業を行い、気がついたら一日ほとんど会話をしていなかった。という日もしばしば。こう書くと忙しい有名ライターに思われるかもしれませんが、私はフリーランスになってまだ半年程の新米ライターです。普段はランサーズを中心にWEBライターや翻訳の仕事をしています。

案内は私と娘です

そんな時、いつものように自宅で仕事をしていた私に、ランサーズの「富山県南砺市でのさすらいワーク募集」の文字が飛び込んできました。正直最初は南砺市と聞いても全然ピンときていませんでした。

2人で住むには広すぎる一軒家の建物

そんな私が南砺市へ行ったのは、将来を考えた時、子育てとフリーランスの両立をしたい。と思っており、子育てをするのは、やはり田舎の自然と触れ合え、のびのびと遊べる環境で行いたいという考えがあったからです。そうして秋の訪れが感じられる日、2歳の娘を連れ一路、富山県南砺市へ向かいました。

南砺市の移住バックアップ体制は素晴らしいものでした

南砺市についてまず伺ったのは南砺市市役所の南砺で暮らしません課。出迎えてくれたのは担当の富田さん。最初に南砺市の基本情報と、移住についての補助金制度等についてお聞きしました。南砺市は移住者に対して定住奨励金制度や出生祝い金等、移住者にはこれでもかというほどの盛りだくさんの補助を用意しています。移住者にとって自治体が積極的にサポートしてくれるのは何よりありがたいですね。

(右)南砺で暮らしません課 富田さん (左)地域おこし協力隊 井上さん

また移住に興味のある人に一軒家の体験ハウスを格安(1,000円/泊)で貸し出していて、その本気度がひしひしと感じられます。格安といっても、家はとても立派でした。昔のお医者さんの住居だったらしく、中は広々としており、一部は利用者が使いやすいよう改築されています。家電、生活用品、食器、Wi-Fi環境等、必要なものは全てそろっていました。

計4日滞在しました

移住体験施設名:なんとに住んでみられ体験ハウス
利用料:1,000円/泊

田舎に住む魅力は無限大

来る前は田舎だと思って過剰に心配していましたが、来てみると学校、病院、スーパー、薬局等はあり、今すぐ移住しても全く問題なく生活できそうです。南砺市は4つの町と4つの村が合併して平成16年に誕生した市なので、土地毎に個性があり、それらが融合し、文化豊かな市を形成しています。

滞在した4日間で、持って行ったライターの仕事を行いましたが、その静かで雄大な自然の効果か、いつもより気分よく仕事が進みました。また、五箇山という世界遺産に登録されている合掌造りの集落が市内にあり、実際に行ってみましたが、日本の原風景を楽しむことができ、大満足でした。

ゆっくり流れる時間に癒されること間違いなし

実際に移住した人に住みやすさを聞きました

3日目に、南砺市へ移住し、そこでデザイン事務所とゲストハウス「TATEGUYA」を開業された山川さんにお話しを聞かせて頂きました。まずその建物の外観ですが、木彫り工房が並ぶ街並みとマッチしていながら、現代的なスタイリッシュさも併せ持っている素敵な佇まいです。

TATEGUYAは元々建具屋だったのをリノベーションした建物

中に入ると、元々建具屋だった名残を残しながら、宿泊客が快適に過ごせるよう、色々と工夫がされていました。泊まるのは全て畳の部屋で、ゆっくりと旅の疲れを癒すのにピッタリです。上質な床板の木の香りと、新しい畳の香り。この二つの香りが、訪れる訪問客を魅了することでしょう。

広々とした宿泊空間

ゲストハウス TATEGUYA
住所:富山県 南砺市 井波1896-1
URL:http://www.bedandcraft.com/

田舎暮らしは、子育ても仕事も両立できます!

今回縁があり富山県南砺市に4日間滞在しましたが、その期間中に見たり、感じたりしたものは、普段自宅で籠って仕事をしている私には大きな刺激となり、結果、仕事がいつもより捗りました。さすらいワークは、旅行の楽しみも味わえますし、フリーランスとしての仕事を行うことも同時にできます。

四季豊かな田舎で子育てしたいですね

自然や、四季の彩りが感じられるこの町は、近くを散歩するだけで十分気分が豊かになり、英気を養うことができます。また、田舎には、地域で子供を育てるという文化が根付いていますので、多くの人が手を差し伸べてくれるので、子育て世代にはありがたい環境だと思いました。

今回移住体験をしてみて、心も豊かに、メリハリのある仕事をすることが出来ました。田舎暮らしは場所を選ばずに仕事のできるフリーランスの贅沢だと思います!

この自治体へのさすらいワークのエントリーはこちらから受け付けています。

さすらいワーク詳細ページ