日本の最北端「稚内」から南下すること、車で1時間。夏には、澄み切った空の青と、大平原に牧草の緑が風にそよぐ、ここ「天塩町」。
人口3,000人の小さな街ですが、北海道らしさとこだわりを持った、お土産の宝庫でもあります。今回は、観光でいらした方に、是非おすすめしたい商品を3つ、ご紹介します。
天塩のしじみ
昔から、「厚岸(あっけし)のカキ」、「十勝川のフナ」とともに「蝦夷の三絶」と言われ珍重されてきた、
大変価値のある特産品です。
パンケ沼と、道内2位の長さを誇る天塩川の下流が主漁場となっていますが、近年は漁獲量が少ないため、6月~9月上旬という僅かな期間のみ、地元の直売所やスーパーで販売されます。
中、大、特大3種類のサイズで売り出され、価格は1キロあたり、特大で1,600円ほど(2016年現在)となっています。
おいしく食べられる調理方法を明記した、小さなリーフレットもついており、レシピ通りに「しじみ汁」を作ったところ、とても濃厚スープとなりました。特大サイズは、大きさが2センチ近い身のものもあり、食べごたえ十分です。
天塩しじみラーメン
見てください、しじみ貝の仮面に収まる、まんまると太ったにこやかな表情!天塩が全国に誇る、ゆるキャラ「てしお仮面」です。こんなゆるっとしたパッケージですが、中身のラーメンは本格派。
あっさりとした塩味スープに、真空パックのしじみ5粒が付いています。麺は程よい太さの縮れ麺。
昨年秋に東京・代々木で開かれた「北海道展」でも発売された実力のある商品
で、味、パッケージともに大好評でした。
価格は1個315円、 5個入りパック1,670円となっています。
天塩ガレットと黒いプリン
常日頃から、ケーキや焼き菓子で、我が家の子供たちを喜ばせてくれる「とらや菓子舗」。
先ほどご紹介した、マスコットキャラクター「てしお仮面」が印刷された「天塩ガレット」は、サックサクのサブレ生地が厚焼きにされ、濃厚なバター風味が口に広がる逸品です。
そして、買い物に行くたび、気になっていたのが、この「黒いプリン」。天塩町の商工会青年部が行う、河口や海岸に漂着する流木を集め、洗浄しリサイクル木炭をつくるボランティア活動をPRするため、作られた商品です。
プリンに木炭は使用できないため、
食用の”竹炭”を使用し、合成着色料は一切使用していないとのこと。
隣町、豊富町の「豊富牛乳」を利用しているからか、意外とあっさり。ほのかにブランデーの香りが漂います。
価格は天塩ガレット1個168円、黒いプリンは1個310円で発売中です。
まとめ
天塩の特産品から、それを加工したもの、そして、最後は甘ーいデザートをご紹介しました。この他にも、天塩が誇る食材は、まだまだたくさんあります。
通販サイトからもご覧いただけますので、是非一度のぞいてみてくださいね。
「てしおグルメ便」公式ホームページ http://teshio-g.com/