市原市は千葉県の中央に位置し、県内最大の面積を持つ大きなまちです。市原市には市民の憩いの場である公園がたくさんあり、身近に季節の移りかわりや自然を感じられる場所や景色があります。ここでは長さも魅力の、北五井緑道を紹介します。
全長3.6km北五井緑道、スタート地点、ゴール地点はどこ?
北五井緑道は五井の市街地より内房線、岩野見の田園地帯を貫き、国分寺台の市街地を結んでいるようです。地図を見てもはっきりと書かれていないため、市原市中央地区公園管理所にたずねて確認しました。
スタート地点は五井、五井金杉3丁目付近の潮見通りとぶつかるところで、ゴール地点は山田橋2丁目、稲荷台通りにぶつかるところです。その3.6㎞にわたる緑道を19ブロックに区分けしているとのこと。目印は大きな鉄塔と送電線の真下に広がる緑道です。スタート地点にまつわる看板があるかなと探してみたところ見あたりませんでしたが、市の花のコスモスが刻まれた、たまご型の石造がありました。
ゴール地点には「北五井緑道19ブロック」と記された看板がありました。山田橋バス停から近いところです。写真は19ブロックからの眺め。目の前には東京湾岸に広がる京葉工業地域や五井・国分寺台エリアが見渡せて、天気のいい日には左前方に富士山の姿を眺められることも。ゴール地点からスタート地点に向かって歩いていきたいと思います。
大人には健康遊具、子供にはアスレチック系の遊具が人気!
国分寺台周辺には広場もあり、多数の遊具が設置されています。遊具の中には「健康遊具」という、大人向けのものがあります。大人が青空の下でストレッチや軽い運動を楽しみながら、健康づくりに役立てられるようにと設置されました。北五井緑道には3か所(13、17、18ブロック)に置かれています。散歩がてら気軽に利用できるのが、とても嬉しいですね。
子供も楽しめる遊具もあり、桜の咲く時期はもちろんのことお天気のいい日はお弁当とレジャーシートを持っていくと長時間楽しめます。ここは敷地が細長い形をしている上に傾斜しているところも多く、各ブロックの間には車道もあります。子供が遊具をもとめてどんどん歩いていってしまうと、姿を見えなくなる場所もあるのでご注意を。
岩野見周辺から内房線、五井の市街地へ
東関東自動車道館山線をくぐると、そこは岩野見。10、11ブロックがあります。この辺りは市役所通りと稲荷台通りの間に位置していて、市原市保健センターからは歩いて10分くらい。中央を走る水路に沿って桜並木が広がる人気の花見スポットです。まわりには田園風景が広がっており、遠くからの眺めもとても美しく心奪われます。
遊具の広場には紅白の花が咲いていました。秋から冬にかけて目を楽しませてくれる山茶花の花です。桜並木に囲まれているからか静かで、小鳥の鳴き声を聞きながらの散歩は心地よいものでした。ここ(10、11ブロック)から五井市街地に向かうには幹線道路もあり、信号まで遠回りも必要ですが平坦な道が続きます。
内房線の踏切を渡ると6ブロックです。五井駅東口から歩いて15分くらいの所です。ここは電車の走る姿が見られるので、電車好きの子供におすすめ。
近くの橋から水路をのぞいてみると魚やカメが泳いでいます。散歩のたびに探すのも楽しいですし、東京湾の河口に近いからかエイが泳いでいたのには驚きました。ここ(6ブロック)から15分くらい歩くとスタート地点に到着です。
まとめ
市原市には地区ごとに、自然や歴史にふれられるおすすめのコースが紹介されている「市原市ウォーキングマップ」があります。健康のために手軽に始められるのがウォーキングですが、もっと楽な気持ちで市原の魅力を散歩しながら感じてみてはいかがでしょうか。
参照:
北五井緑道
https://www.city.ichihara.chiba.jp/article?articleId=6023824bece4651c88c1960e
市原市の公園・健康遊具
https://ichihara-park.org/%e5%81%a5%e5%ba%b7%e9%81%8a%e5%85%b7/
市原市ウォーキングマップ
https://www.city.ichihara.chiba.jp/article?articleId=60236ed4ece4651c88c17bad
※掲載情報は執筆当時の情報であり、現在は変更になっている恐れがございます。予めご了承ください。