「ノマドワークを実現したいけれど、作業場所が確保できるか不安・・・」と感じるフリーランスの方は多いのではないでしょうか。とかく地方でのノマドワーク、中でも離島での作業となるとネット環境の確保は大きな課題となります。
しかし、ここ奄美ではそんな心配はまったく無用。島内いたるところで無料wi-fi完備のワークスペースを確保することが可能。今回はそんな奄美島内におけるおすすめwi-fi付きコワーキングスペースとカフェをいくつかご紹介いたします。
抜群のロケーションでテンションMAX!
「あやまる岬 みしょらんCAFÉ」
奄美空港から車で10分弱、島の北東部に位置する観光名所「あやまる岬観光公園」内に2018年5月にオープンしたみしょらんCAFÉ。
奄美のご神木であるガジュマルを模した外観はひときわ美しく、観光案内所を併設しているため奄美に関するさまざまな情報を入手することも可能です。はるか彼方の水平線まで見渡せる窓際のカウンター席には電源も用意されており、光輝く海を眺めながらまったり仕事をするという夢のようなシチュエーションを体験することができますよ。
▲窓の外は海!解放感ハンパないロケーションです。
▲お店の中央には観光情報スペースがあり、タウン誌や土産物などが並んでいます。
▲仕事が一段落したら地ビールで乾杯!
【店舗情報】
住所:奄美市笠利町大字須野682
(公園内高台の展望台付近)
営業時間:9:00~17:00
TEL:0997-63-8885
定休日:年末年始、台風など荒天時
URL:http://ayamaru.amamin.jp/
日本で最も利用料が安い?「コワーキングスペースかさり」
利用料は1時間50円!衝撃の安さを誇るコワーキングスペースが奄美市笠利町にあります。場所は奄美空港から車で約2分と激近。市が運営するインキュベート施設「奄美市ICTプラザかさり」の敷地内に設けられた白い建物が「コワーキングスペースかさり」です。
ワークスペースは5席と小規模ながら、各席には液晶ディスプレイが備え付けられており、持ち込んだノートパソコンの画面をディスプレイに映して作業することが可能。もちろん電源とwi-fiも完備されています。
非会員制であるため誰でもドロップイン利用できますが、利用の際はICTプラザ1F受付にてあらかじめ手続きを行う必要があります。
▲1時間50円、1日でも400円という驚異的な安さ!
▲備え付けの27インチ液晶ディスプレイを使ってこのように大きな画面で作業することも可能です
▲それぞれの席がこのようにレイアウトされているため、作業しながらの打ち合わせも可能です
【施設情報】
住所:奄美市笠利町万屋1249番地2
営業時間:9:00~17:00
TEL:0997-63-2444
定休日:土日祝
URL:https://www.city.amami.lg.jp/shosui/kanko/sangyo/sogyo/ict-plaza.html
大学の地域創生実習活動にも利用されているコワーキングスペース
「なぜまちモーレ」
奄美市の中心部、スーパーや飲食店などが立ち並ぶ名瀬末広町の一角に「なぜまちモーレ」はあります。
ここは東京にある大正大学の地域創生学部と連携し、奄美における実習活動の拠点として利用されているのが大きな特徴。実習期間は連日多くの学生でにぎわっています。
ワークスペースは打ち合わせ用のホワイトボードも用意されており、グループでの利用もOK。パソコン作業だけでなく各種ミーティングにも使えますね。また地方創生や地域文化に関する書籍も充実しており、地域の名産品販売も行っているため、奄美をもっと知りたいフリーランスはここを拠点にノマドワークを行うといろいろ捗ることでしょう。
▲フリースペース、ソファー、書籍、ホワイトボードなど作業に必要なものは一通りそろっています。
▲入り口付近には地元アーティストの手によるイラストが展示されています。美しいですね。
▲カウンター付近では奄美周辺の名産品の販売も行われています。
【施設情報】
住所:奄美市名瀬末広町11‐2
営業時間:10:00~18:00
TEL:0997-57-1257
定休日:水曜日
URL:https://nazemachimore.localinfo.jp/
奄美へ移住してきた夫婦が営むおしゃれカフェ「奄美伍郷商店」
奄美市の中心にある五差路。その一角にある「奄美伍郷商店」は、関東から奄美へ移住してきたご夫婦が営んでいるおしゃれなカフェです。店内は自由にwi-fiを利用することが可能、また窓側のカウンター席には電源もあり、長時間の作業にも向いています。
五差路にあり、奄美大島を構成しているのは5市町村であることに由来し、それに「人」のつながりを大切にする意味を込めて「伍郷」を店名にしたと語るオーナー。移住の相談に来るフリーランスに自らの移住経験を語ることもあるそうです。奄美への移住を検討するならば、ぜひ足を運んでおきたいお店ですね。
島内では珍しくアップルペイなどの各種電子マネー決済にも対応しているのも大きな特徴です。
▲格子窓から柔らかい光が差し込むカウンター。落ち着いて作業ができます。
▲お店の中央には手作りのテーブルが。ここで食事しながら打ち合わせもできますね。
▲名産品やお土産物を扱うコーナーも併設されています
【店舗情報】
住所:奄美市名瀬港町3-10
営業時間:10:00~21:00
TEL:0997-58-8551
定休日:不定休
URL:http://amami-gogoh.com/
好きな音楽に包まれた空間でオリジナルカレーとコーヒーを味わう「カフェキョール」
御殿浜公園近くにあり、オリジナルのカレーとコーヒーが名物の「カフェキョール」。店内に一歩足を踏み入れると、漂ってくるカレーの香ばしい匂いが無限に食欲をそそります。
キョールとはアイルランド語で音楽の意。ここカフェキョールではカントリー系を中心にさまざまな音楽を常時流しており、リラックスして作業に取り組むことができます。店奥にはアナログレコードプレイヤーが2台備わっており、好きなレコードを持ち寄ったり、店内にあるレコードの中からリクエストして好きな音楽をかけてもらったりすることもできます。音楽好きにはたまらない空間ですね。
▲レコードが奏でる音楽はどこかしらぬくもりを感じますよね
▲店内にずらっと並んだ懐かしのレコード
▲無料wi-fi完備。テーブル席に腰を落ち着けて作業できます
【店舗情報】
住所:奄美市名瀬小浜町22-2
営業時間:月・火・木・金11:00-17:00&19:00-22:00
土・日11:00-19:00
TEL:0997-69-3821
定休日:水曜日
URL:http://cafeceoljp.wixsite.com/cafeceolkatsura_4_
奄美を訪れたサイクリスト達が必ず立ち寄る
「MISHOLAN BARススムーチョ」
日本各地を自転車で移動しながらノマドワーク。そんな理想の働き方を実現している人たちが奄美を訪問した際必ず訪れるのがこの「MISHOLAN BARススムーチョ」です。MISHOLAN(みしょらん)とは奄美の言葉で「召し上がれ」という意味。その名の通りこのお店は若鶏のスパイシーグリルやローストチキンのサラダなどフードメニューが充実。お店を経営する兄弟と自転車談議に花を咲かせながらおいしい料理とお酒を楽しむことができます。
もちろん無料で利用できるwi-fiを完備しているためノートパソコンを持ち込んでの作業も可能。テーブルの間隔も広いため隣を気にせず作業に没頭することができます。
▲店内に入ると左側にテーブル席、右側にカウンター席が広がっています
▲テーブルはゆったりとしたスペースを確保できるのが大きなメリットですね
▲島の情報誌やフリーペーパーも多数置かれており、情報収集も捗ります
【店舗情報】
住所:奄美市名瀬末広町16-9進ビル1F
営業時間:18:00~22:00
TEL:0997-53-5077
定休日:日曜日
URL:http://susumucho.amamin.jp/
観光案内所を併設した市民の憩いの場
「奄美市AiAi(あいあい)ひろば」
3階建ての建物の1階部分にはフリースペースをはじめ、観光案内所やキッズスペースがあり、2階は有料会議室、3階にはキッズルーム(午前)や集会場(午後)として使えるスペースを備えた「奄美市AiAi(あいあい)ひろば」。
フリースペースは朝早くから夕方近くまで地域の方々や子供たちでにぎわっており、みな思い思いに談笑したりゲームをしたりして楽しんでいます。また、wi-fiも無料で使えるため、仕事の打ち合わせやパソコン作業も可能。適度なざわつき感と地域の雰囲気を感じながら仕事に取り組むことができます。
また2階3階のスペースも事前予約をすれば利用可能。テーブルやいすの貸し出しもあるので長時間の会議などはこちらを利用すると良いでしょう。
▲施設内は広々としており、大人数での作業もできますね
▲キッズコーナーもあり、子供から目を離さずに作業ができるのもうれしいポイントです
▲2階ホールには舞台もあり、会議だけでなく発表会などでも使えそうですね
【施設情報】
住所:奄美市名瀬末広町14番10号
営業時間:9:00~20:00(2Fは9:00~22:00)
TEL:0997-52-1778
定休日:年末年始
URL:http://www.city.amami.lg.jp/shosui/kanko/kanko/aiaihiroba.html
まとめ
奄美にはここに挙げたように市内各地にwi-fi完備の施設・店舗が点在しています。また島内には光ファイバー網が張り巡らされ、離島というハンデを微塵も感じさせない環境で作業を進めることができます。リゾート色もあまり濃くないため、地域の人々と触れあいながらノマドワークを体験するにはこれ以上ない恵まれた場所だといってもよいでしょう。
「普段のストレスを解消したい」「何かしら今の環境を変えたい」と考えているフリーランスの方は、これを機にぜひ一度奄美市でのノマドワークを体験してみてはいかがでしょうか。きっと何かしら新しい発見があるはずです。
この自治体へのさすらいワークのエントリーはこちらから受け付けています。