皆さんは地元で「コレっ!」っていうオススメのお土産はありますか?わたしにはあります。西海市大瀬戸町で買うならこのお土産!わたしの家族全員一致でオススメする「かんころ餅」をご紹介します。
“かんころ餅”を知っていますか?
“かんころ餅”という食べ物をご存知ですか?かんころ餅とは、干し芋を使ったお餅です。長崎県内では、割とどこでも手に入るかんころ餅。今回はこのかんころ餅を作っている、長崎県西海市の大瀬戸町多以良郷にある本山さんのお家にお邪魔してきました。
かんころ餅作りは、まず干し芋の買付けから始まります。長崎県の五島まで直接足を運んで仕入れに行くとのこと。大瀬戸町から五島までは、まず長崎市の港まで車で1時間半、そこから船で3時間。往復1日がかりです。
こうして仕入れた大量の干し芋を、今度は手作業で丁寧に選別します。この時に黒くなっている部分などをはさみで切るそうです。この作業、実際に体験しましたが、無駄のないように、取り残しがないように・・・すごく大変。
「上手たい、今度かせしに(手伝いに)来んね!」
そう言って笑うお母さんたち、朝から夕方まで作業をしているそうです。
How do you make“かんころ餅”?
選別された干し芋は、30キロの米袋に詰められます。この選ばれし干し芋たちは、朝早く(というよりも、夜中?)、早い時は午前2時半ごろからおいしいかんころ餅へと変身していくのです。干し芋ともち米を一緒に蒸してから、混ぜていきます。
米袋1袋からできるかんころ餅は約25本!
「他の所は良か機械ば使ってしよるけんねぇ」と本山さんは言っていました。たしかに機械作業の方が楽なのかもしれません。しかし手作業ならではの温かさは、機械には出せません。
本山さんのかんころ餅、どこで買えるの?
本山さんが作るかんころ餅は、通常の形の1本もの、粒あんが入ったもの、最近できたというまだ非売品のチョコレートの入ったものがあり、どれもおいしそう!
今回わたしは粒あん入りのかんころ餅をいただきました。
粒あんが入っているので「結構甘いのでは?」と思いきや、食べやすくて早々に完食。
本山さんのかんころ餅は西海市内などの直売所で購入が可能です。チョコレート入りのかんころ餅は現時点では受注生産との事ですので、食べてみたい方は直接本山さんにお電話をお願いします。(0959-22-0662)
まとめ
今回お話を聞かせていただいた本山さんたちはとても温かく、かんころ餅に対する愛情はただならぬものでした!
ぜひ、皆さんも“本山さんちのかんころ餅”を食べてみてください。リピーターになること間違いなしですよ!