長崎県の中央に位置する大村市。あまり聞きなれない市ですが、なんとこの50年間人口が伸び続けているそう。
人口減少で地方消滅が叫ばれて久しいこの日本を救うヒントが隠されているかもしれません。その理由を検証してみました。

全国有数のアクセスの良さ


長崎県大村市は、長崎県の真ん中に広がる大村湾に面した人口約9万6千人の街です。
その大村湾に浮かぶ長崎空港には、降り立ったことがある方も多いのではないでしょうか。実はそこが大村市なのです。
この街には高速道路のインターチェンジが2か所あり、南の長崎市へは約30分、北の佐世保市、ハウステンボスまでは約40分で、普通に通勤も可能。ちなみに福岡へは1時間45分という近さです。
そしてさらに3年後には新幹線が開業予定という、「空港」「高速道路」「新幹線」が10分圏内に揃っている、10万人規模の都市では全国でも珍しい超絶アクセスがよい街なのです。

その土地の恵みで暮らす

大都市へのアクセス抜群でありながら、波静かな大村湾と多良の山々に挟まれたコンパクトで平らな街だけに、いたるところに本物の自然があふれています。
日々の食卓は、旬を感じる採れたて野菜、新鮮な肉や魚、そしてお米と、すべて地元産で揃えることが普通に可能。産地直送ではなく、ここが産地なのです。
仕事帰りにふと目に入る、湾に沈む美しい夕日、笑顔で行き来するおおらかな人々、その土地がはぐくんだ今そこにあるものに囲まれた、本物の体験と丁寧な暮らしが叶います。

採れたてのお野菜はどれも新鮮!

お野菜の他にフルーツも有名です!

都市機能もしっかり充実

ドクターヘリが常駐する国立医療センター、市民病院などの高度医療から小児科、産婦人科といった開業医も充実。市が運営する夜間初期診療センターも暮らしの安心度を高めています。


今年秋には九州有数の蔵書数を誇る県立・市立一体型図書館が開館予定。

全国47都道府県からの来場を達成した子育て支援センター「おむらんど」は小さな子どもが行きたがるおでかけスポット№1といっても過言ではない、親子で1日中たっぷり楽しむことができる広々と充実した室内の遊び場を備えた子育て支援施設です。しかも利用は無料!(小学生は100円。)
街には、農産物直売所からスーパー、ディスカウントショップ、ナショナルブランドショップ、大型ショッピングセンターまで揃っており、普段の買い物で市外に出る必要を感じさせません。

「大村市なんて大嫌い」

「ランサーズさすらい合宿」によりこんな攻めたコピーで移住PR動画を制作した大村市。
その真意はどこにあるのでしょうか。
こたえはロングバージョンに繋がっているようです。

街の持つ強みを生かして自分らしく暮らしたい人たちが集まっている?

ここまでみてきた感想、「恐るべし大村市」ですね。
これだけの大村のスペックをどう活用して自分の理想の暮らしを実現するか、それを考えるだけでワクワクしてきます。
「一目惚れしたこの夕日を眺めながら暮らしたい」「自分らしいサービスができるお店を出したい」「創作活動のときだけここで過ごしたい」。
大村市の人口増の背景には、そんな暮らしのデザインを描いてやってくる若い子育て世代の姿が増え始めているようです。

今ここにある自然や都市機能、行政サービス、人々などあらゆる資源を最大限に生かした、今ここだからできる自分らしい暮らし。これからの日本を変える新しい暮らしかたが少し垣間見えた気がします。
そんな一歩先行くおおむら暮らし、一度体験してみてはいかがでしょうか。

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