甲州市内には素敵な場所がいくつかあります。その場所ならではの季節ごとの景色を楽しみながら、ゆったりとした時間を過ごすことができます。

じっくりと散策できるコースと、気軽に散歩できるコースがありますので、せわしない日常生活から少し離れて自然を感じることのできる場所を紹介します。

その場所でしか咲かないざぜん草を見ることができる
「ざぜん草公園」


駐車場に車を止めて歩き出すと、すぐに小倉山ハイキングマップと書かれたその場所でよく見られる動物や魚の絵の入った看板が見えてきます。

その地図を参考にしながら、また、空気の違いを感じながら、普段の日常生活の中では感じることのできない沈静化された森の中を道なりに歩いていくと、海抜の高いその場所にしか咲かないざぜん草を見るための遊歩道が見えてきます。

ざぜん草の開花は1月下旬から3月中旬くらいで、このころには多くの観光客が足を運んできています。

子どもからお年寄りまで楽しむことができる
於曾(おぞ)公園

塩山駅の南口近くにある於曾公園は、子どもの遊具やちょっとした広場もあり、くつろげる場所となっています。

道路からほんの少し入るだけで鳥のさえずりを耳にすることができるとても静かな場所です。駐車場から見える階段には手すりも用意されており、その階段を上り、少し下ると整地された広場があります。

脇道には四季折々の花が咲いており、また、2メートルくらいの太さのある多くの大木を目にすることができ、その大木の樹齢を考えると気が遠くなるのを感じます。

6月にはさまざまなつつじが咲き乱れる三窪高原


三窪高原は標高が高いので、空気の違いを肌で感じながら、じっくりと時間をかけて歩行することができます。標高は高いのですが、なだらかな道が多いので、自分のペースで歩行しながら、脇道を眺めると時期によっては鹿が食したであろう草木を目にするかもしれません。

その傾斜の緩やかな道を進み、頂上にたどり着くと、天候の良い日にはパノラマで見晴らしの良い景観が広がります。

そこから甲州市を一望すると、しばらくの間は時を忘れる時間を持つことができます。

まとめ

短い時間のコースや、じっくりと時間をかけていくコースがありますが、どのコースも気温の変化を肌で感じられ、清々しい空気を味わうことができたり、鳥のさえずりを耳にし、草木の彩りを目にしたりと、四季の移り変わりを自分の五感を使って感じとることができる場所です。

ぜひ、自然を全身で感じてください。

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