公園でどのように過ごすことが好きですか?アクティブに運動したり、のんびり散歩や読書を楽しむなど、公園での過ごし方は人それぞれです。楽しみ方に応じたさまざまな特徴の公園が身近にあると嬉しいですよね?

実は市原市内には、多種多様な楽しみ方ができる公園があちこちに点在しています。そこで今回は、きっとだれもが行きたくなる・探したくなる、そんな公園をいくつかご紹介していきます。

最強のインクルーシブ公園 市原市に誕生!?

最近話題の『インクルーシブ広場』をご存じですか?『インクルーシブ広場』とは、障がいの有無や国籍などに関わらず、みんなで一緒に遊べるように遊具などが工夫されている広場の事をいいます。そんな広場が上総更級公園(かずささらしな)に令和5年4月に誕生予定です。

座位を1人でとりにくい子供も楽しみやすいサポート付きブランコや皿ブランコ・車いすに乗ったまま楽しめる高さの砂場や、開閉式テントが設置され、遊具の周りには転倒してもけがをしにくいクッション性に優れたゴムチップ舗装がされます。

すでに上総更級公園内には健康遊具や遊歩道が整備された修景池があるのはみなさん御存字でしょうか。日常生活での体力づくりのためにも利用しやすく、幼児用遊具・公園事務センター内に授乳室・車いすで入る事のできるスペースのあるトイレもあるんです。

ワークショップなども行われることが多く、さらにインクルーシブ広場が完成することで、今に増してだれもが過ごしやすい、みんなを包み込むような公園になるのではないでしょうか?

まるで宝探し?和風月名のついた公園を探して!

市原市内のちはら台地区には、睦月、如月などの和風月名のついた公園があります。住宅街に馴染んで存在している公園が多く、宝探しのように12園を探してみるのも楽しいです。

その中でも、睦月公園は名前の通り1月がテーマで、お正月をモチーフにした楽しい工夫がいっぱいです。公園名を刻んだ石碑はサイコロに見立ててあり、園内に入ると地面には「ふりだし」の文字。歩いていくと「さるも木から落ちる1回休み」「スライダーを2回すべる」など、園内は「芸が細かい」仕掛けがいっぱい!かるたの読み札・取り札も刻まれていて、黒い丸椅子は羽子板の羽根のように描かれていて、とてもユニークな公園です。

また、睦月公園の近くにあるショッピングモールの周辺に、如月公園・弥生公園などもあります。どの公園もその月に見合った素敵な仕掛けや演出を楽しめますよ。

また、12月は陰暦12月の異名、乙子月(おとご)から乙月(おとつき)公園となったようです。ぜひ、自分の足で探してみてくださいね。

迫力のロングすべり台が魅力!ちはら台の水の江公園

次にご紹介するのは、ちはら台駅前からつづく遊歩道「かずさの道」に面した水の江公園です。ベンチやテーブルもところどころにあり、園内では散歩途中に立ち寄ったご近所の方や、近くのキャンパスに通う学生さんがおしゃべりしている姿も見られます。

緑が豊かなので、桜の季節は広い芝生にレジャーシートを敷いてお花見を楽しむ事もできます。よつばのクローバーを探したり、木の間から顔を出してお店ごっこしたりと、想像力豊かな子どもたちが新しい遊びをどんどん生み出している様子を見ることができます。

中でも人気なのはロングすべり台。木々を抜けてすべり降りると芝生広場が広がります。また、周囲をぐるりと歩いて行くと、とんぼ池があります。小中学生や幼児、大人になってもさまざまな楽し方ができる公園です。

まとめ

今回は、市原市内のユニークな公園を通して市原市の魅力をご紹介しました。だれもが暮らしやすい市原市を感じていただけたでしょうか?
わたしには体の不自由な娘がいるため、インクルーシブ広場の完成は特に楽しみです。ぜひ一度市原市に来ていただき、お気に入りの公園を見つけて散策を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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