宮城のお土産として有名な“蒲鉾”(かまぼこ)。県内にはさまざまな蒲鉾店がありますが、ここ女川を訪れたら、ぜひ訪れたいのが蒲鉾本舗 高政の『万石の里』です。シェアハウスのある浦宿駅からすぐ、歩いて行くことのできる立地。実は雨が降った日の楽しみに残しておいたんですが、どうも晴天のまま滞在期間を終えられそうなので、3月24日(木)に行ってみました。
ここは蒲鉾を購入できるだけでなく、工場見学、そして蒲鉾の“手焼き体験”ができるとのこと。焼いたばかりの蒲鉾…想像しただけで美味しそう。もちろん、私も体験してきました!
蒲鉾の製造工程が見られる「工場見学」
http://onagawa-kikkake.jp/blog/category/三河/
8:30〜営業しているので、忙しくても朝時間を活用できるのは嬉しいポイントです。私もこの日は他に予定があったので、9時頃に店舗を訪れました。こちらは2011年9月に完成した建物。さっそく店内に入ってみると…
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『見学コース入口』を発見!こちら自由に入れるようですが、念のため店員さんに確認。
「工場見学ができるって聞いたんですが、今でも大丈夫ですか?」
と聞くと、丁寧に案内してくれました。
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見学コースは土足禁止。さらにコース入口には、足元にホコリなどを落とすシートが敷かれていました。さすが、衛生管理にも気を使っていることが分かります。入念にシートを踏み踏みしたら、いよいよ見学です!
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長く続くコースには、蒲鉾や魚に関するポスターが貼ってあります。社員の方々も通るので、道を塞がないように注意。特に時間は制限されていないので、ゆったり自分のペースで見て回れます。
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あまりご紹介し過ぎると“ネタバレ”になってしまうので少しだけ。壁に設けられた大きな窓からは、実際に蒲鉾が造られている様子を見ることができます。次々と機械によって運ばれてくる蒲鉾。規則的に動いていく様は、しばらく見ていても飽きません。
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もちろん全て機械によってつくられるのではなく、手作業も欠かせないようです。手元は残念ながら見られませんでしたが、こうした1つ1つの作業があるからこそ、美味しい蒲鉾を食べられるんですね。
工場見学で見られるのは、製造工程のほんの一部に過ぎません。実際に蒲鉾が完成するまでには、たくさんの工程を経ているのでしょう。しかし、お土産などで食べる蒲鉾がどうやってつくられているのか。その一端を見られたことは、とても貴重な時間となりました。ご興味のある方は、ぜひ見学コースを覗いてみてください。
これは絶品!蒲鉾の手焼き体験
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工場見学のほかに、もう1つ。『万石の里』で是非とも体験したかったのが、蒲鉾の“手焼き”です。もちろんお土産品も美味しいんですが、どうしても焼いた後に冷却する必要があるとのこと。それによって、食感などが変わるようです。
「焼きたては、ふっくらフワフワで美味しいんだよ」
と聞いており、これは絶対に味わってみなければと思っていたんです。店内には手焼き体験用のテーブルがいくつか用意されており、誰でも“手焼き体験”が可能。さっそく2本注文してみました。
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少しずつ、蒲鉾が全体的に膨らみ始めます。裏返しててみると、網目に合わせて焼色が!見るからに美味しそう。こういう時間って、いくらでも待てちゃいます。そして・・・
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焼き上がった蒲鉾がこちら!
確かにお土産の蒲鉾を想像していると、その違いに驚かされます。弾力がありながらも柔らかくてフワフワ。口の中に味がジワ〜っと広がり、焼きたての香ばしさも感じます。“素材の旨味”なんてよく言われますが、本当に違うものですね。1本なんてあっという間に完食!…2本にして良かったです。
味を変えたいときは、テーブルに置かれている“わさび塩”を使うのもオススメ。ピリッとした辛味が、また異なる美味しさを作り上げます。
まさに『万石の里』を訪れなければ食べられない味、そして体験。お土産には蒲鉾と一緒に、ここでの体験話を添えるのも良いのではないでしょうか。工場見学から手焼き体験まで、所要時間は約40分。ちょっとした観光の合間に、買い物がてら行ってみるのにも良さそうです。
もちろん体験後は、家族へのお土産を購入させていただきました。蒲鉾と言っても種類が豊富!並べられた商品を見ているだけでも、なんだか楽しくなってくるほどです。今度はお土産を食べさせるだけでなく、ぜひ子どもたちにも見学&体験をさせたいと思います。
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