近くにあると、いつでも行けると思うせいで、逆に行く機会を失ってしまう事が多々あります。この記事では、私が個人的に「今年こそは錦町で行きたい場所No.1」としている新宮禪寺と、そこで行われている坐禅体験についてご紹介したいと思います。

坐禅の効果とは?いざ新宮禪寺へ

現代では、日常よりパソコンやスマートフォンによる情報過多で、疲労やストレスを感じる人が多くいます。また、数年前『スマホ脳』といわれる本が話題になったように、ネットの見過ぎは健康上も問題化されるようです。

ネットの超過利用によって起こる弊害として、記憶力の低下・意欲の低下が挙げられます。そのような状況において、坐禅は効果があるといわれてます。ネットなどの情報によると、坐禅とは「姿勢を正して坐った状態で精神統一を行う、禅宗の基本的な修行法」とされています。

坐禅は、多くの情報を遮断し、雑念を振り払い精神統一を行うことで、ストレス解消やリフレッシュができるそうです。また、ゆっくり腹式呼吸をすることで、心が落ち着き、集中力が高まる効果も期待できます。

私自身もデジタルによるストレスから距離を置き、リフレッシュするために、新宮禪寺で坐禅を体験したいと強く思いました。

新宮禪寺の坐禅体験について

坐禅体験ができる新宮禪寺は、日本三禅宗の一つ、黄壁宗の日本最南端の寺院です。600年以上の歴史を誇り、樹齢500年を超える大きなイチョウの樹が有名です。このような厳かで歴史のある場所で坐禅体験ができることは、非常に貴重な体験だと思います。

坐禅が行われているのは、毎月第3土曜日の6:30からと15:00からの2回。参加は基本無料で、要予約だそうです。朝の6:30開始の坐禅は、朝食付き(850円)も選べます。朝食は、住職監修の精進料理に見立てたもので、人吉産の無農薬米、川辺川の水を使った相良村の豆腐がいただけます。

精進料理とは、仏教の教えに基づき殺生や煩悩への刺激を避けることを目的とした料理のことで、野菜や豆腐といった植物性の食材のみで作られています。そのため、現代ではベジタリアン向けや、ダイエット向けのにもおすすめの食事にもなっているようです。

新宮禪寺
場所:熊本県球磨郡錦町西1670
電話番号:0966-38-0251
ホームページ: https://shinguuzenji.com
※坐禅体験等の申し込みはホームページより

禅体験はお寺の外でも

坐禅の他にもできる禅体験として、新宮禪寺施設内で行われるヨガや、隣接している雑貨と喫茶のお店「球磨禅新生活(くまぜんスタイル)」でできる写仏や写経について紹介します。

【新宮禪寺の夜のヨガ体験】
毎月第2、第4土曜日、新宮禪寺の本堂内にて20時からワンコイン(500円)でヨガ体験ができます。ヨガは、瞑想をすることで、心の安定を保つ事ができるとされます。厳かなお寺で体験することで、普段とはまた違う体験ができそうです。
※新宮禪寺の夜のヨガ体験の詳細と申し込みはホームページより

【球磨禅生活の写仏&写経体験】
新宮禪寺に隣接する雑貨と喫茶のお店「球磨禅新生活」にて、写仏・写経体験が行われています。写仏は、新宮禪寺にある六観音像を。写経は般若心経を書き写します。ともに参加費は200円です。写経・写仏ともに、丁寧に書く(描く)作業を続けることで、自然と集中力が高まります。また、無心で集中することで、邪念が払われ、坐禅と同様ストレス解消・リフレッシュ効果が期待できます。

雑貨と喫茶のお店「球磨禅新生活」
場所:熊本県球磨郡錦町西2311-8
電話:0966-38-0358
営業時間:12時〜(土日10時〜)お寺の鐘が聞こえるまで
定休日:木曜、第4水曜
ホームページ:https://kuma-zenstyle.jp

まとめ

錦町で体験したいこととして、新宮禪寺での座禅をはじめ、ヨガ体験や「球磨禅新生活」での写仏・写経体験について紹介しました。情報過多によるストレスを解消するために、ぜひ体験してみてください。ネット依存気味の方や、運動不足の方にもお勧めです。

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