「パンテーブル」は、ぶどうとワインで知られる山梨県甲州市勝沼町にあります。薄いオレンジの壁にテラコッタ色の屋根、おいししそうな色合いのかわいいパン屋さん。パンの形をした突き出し看板と、木のスタンド看板が目印です。

地元でもファンが多く、観光客にも人気のお店。一度食べたら、もう一度食べたくなること必至です。

こだわりの天然酵母パンは20~30種類

お店に入ると、パンの焼きたてのやさしい香りに包まれ、幸せな気分。正面には様々な種類のパンが、ずらりと並んでいます。毎日お店に並ぶのは20~30種類とのこと。ハード系のパンが中心です。

お店のおすすめは、『Ajiwai(あじわい)』。ドライフルーツやナッツが包み込まれているパンで、なんと生地の熟成に2~3日もかけているそうです。一番人気は、『食パン』や『コッペ』といったオーソドックスなタイプとのこと。私も家族も大好きです。しっとり、もっちりした生地をかみしめていると、ほんのり優しい甘さが口の中に広がります。

パンは、レーズンを使った自家製酵母で14~15時間じっくり発酵させて作る、とお聞きしました。このおいしさは、丁寧に手間暇かけているからこそ、なのですね。

「家まで待てない」そんな時はイートインコーナーへ

パンを売り場の奥には、イートインコーナーがあり、4つの椅子が並んでいます。レジで「こちらで食べます。」と伝えると、パンを温め、食べやすくカットしてくれます。

コーヒーを注文することもできますし、お茶もコーナーの一角にあり、ご自由にお飲みくださいとのことでした。利用者の事を考えた、さりげない心遣いがありがたいです。落ち着ける空間で、日々の忙しさを忘れてホッと一息するのもおすすめですよ。

焼きカレーパンとシナモンレーズン

今回は、焼きカレーパンとシナモンレーズンをいただきました。焼きカレーパンは、外はカリッと中はもっちりとしています。中にスパイシーなカレー入り。大人味ですが、辛い物が苦手な私も美味しくいただきました。

シナモンレーズンも、しっとりとしていて、かみ応えがある生地。その中に程よい酸味のレーズンがちりばめられています。よく噛みしめると、トッピングの砂糖とレーズンが口の中で程よく合わさり、優しい甘さです。

まとめ

お店には、パンに会うチーズや国内産のフルーツで作られたコンフィチュール、そしてパンを美味しく温めるために必要な霧吹きも販売しています。手間暇かけて、じっくり育ったパンの味わいは、一度食べると忘れられません。ぜひ、こちらのやさしいパンを食べて、ほっこりしてみてくださいね。

「パンテーブル」
住所 山梨県甲州市勝沼町休息1360
TEL&FAX 0553-44-5488
営業時間 10:00~17:00
定休日 日・月曜日

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