新しい場所に住み始める時、その土地の環境は気になるところです。転勤で市原市に関西から移り住むことが決まった時、土地勘もなく知り合いもいない私には不安がありました。けれども子どもが成人になった今、「市原は子育てに良いところ」だと感じています。
自然が身近にある市
私が住んでいるのは平成に開発された住宅地ですが、少し歩いたりドライブしたりすると豊かな自然があります。散歩中に雉(きじ)に会った経験もあります!
これからの時代、子どもたちがデジタルの知識を持ち、機器を使いこなせることは重要です。けれどもバーチャルの世界だけで生きていくと、とてもストレスが多い生活を送ることになりそうです。
四季折々の変化を感じながら自然に触れて心をリセットする。また時には自然と格闘する経験は子どもの成長にもプラスになるでしょう。それは周囲の環境に負けずに生き抜く力を持つことにもつながるのではないでしょうか。
そして、子どもがリラックスできる場所は大人にとっても心身のために良い場所だと思います。
市原市が持つ魅力
海に囲まれ、魚貝類が豊富な千葉県。「生産量日本一」を誇る野菜や果物もある農林水産物王国です。市原でも、旬の魚や野菜・果物が手に入り、多くのスーパーには地元の農家で作られた野菜や果物が並んでいます。
また県内一の広さを誇る市原市。観光農園、キャンプ場やプールにスケート場、海釣り施設と、屋外活動の場も充実しています。ちなみにゴルフ場の数は日本一。そして周辺まで足を延ばせば、牧場や水族館、そして東京オリンピックのサーフィン会場もあります。
さらに「77万年前の地磁気逆転を表す地層」チバニアンや無料で奈良時代の様子を学べる史跡上総国分尼寺跡(しせきかずさこくぶんにじあと)展示館など、歴史的魅力も持っています。(写真は新型コロナ前まで開かれていた「上総いちはら国府まつり」の様子です。)
「SDGs未来都市」を目指し取り組む市
市原市は2021年3月、千葉県で初めて「SDGs未来都市」と「自治体SDGsモデル事業」に選定されました。「安心して子育てできる環境の整備」や「きめ細かな子育て支援」を社会面での市の取り組みとして考えています。
現在でも例えば子育てに困った時、妊娠初期から18歳未満までお子さまの年齢に応じて対面、電話、オンラインなどによる相談場所がいろいろと用意されています。また小中学校にはスクールカウンセラーだけでなく、そのサポートをする職員を市独自で配置しています。
市原市には子育てを支援するプランが他にもありますが、何と言っても「子どものより良い未来のために」と考えている市の姿勢が心強いですよね。
まとめ
大人へと成長していく時間をどこでどう過ごすか。それは、子どもにとって大切なことです。市原市は人口27万人、都心から約1時間。日本有数の石油化学コンビナートを擁する 都市の便利さと里山暮らしが両立できる可能性がある場所です。「里山環境を活かしたまちづくり」「子ども・若者が希望を実現できる社会の構築」に取り組んでいる市原市は、移住先の選択肢の一つになるのではないでしょうか。
(参照)
市原市ホームページ
千葉県内初!「SDGs未来都市」と「自治体SDGsモデル事業」に選定
https://www.city.ichihara.chiba.jp/article?articleId=60237233ece4651c88c1808f
★写真
1・3枚目 フリー素材 photo AC / 2枚目 市原市シティープロモーション提供画像
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