冬の時期になると、「いちはらクオードの森」は素敵なイルミネーションによる演出が行われます。このイルミネーションは毎年趣向を凝らし、装飾の方法もその年によって異なるとのこと。2020年に比べ、2021年、及び今年2022年にかけてエリアが増えたり、デザインが変更されたり、毎年どのような変化があるのかも楽しみのひとつ。

そこで今回は、冬の寒い夜に心を温めてくれるいちはらクオードの森のイルミネーションをご紹介します。

エントランスは白く輝き、青く透きとおった湖水エリアには富士山も。

まず最初に、取材を行った2022年の様子をお伝えします。公園のエントランスは白色で統一されています。また、エントランスのみならず、アートミックス作品「地熱の扉」手前の「光のツリーエリア」も全て白色で統一され、幻想的です。

この先に広がるきらびやかでカラフルな世界に入る前の静寂を感じることができ、また同時に入り口にあるいちはらクオードの森のカラフルな文字看板を引き立てています。エントランスで白一色の世界を体験したら、「ようこそ」と表示された門をくぐってください。真っ青な湖水エリアが目の前に広がります。

右手には大きな富士山があり、中央の崖には滝が流れ、色鮮やかな紅葉や様々な動物が。湖には人が通れるように通路があり、光のアーケードをくぐった先には花見の丘エリアへの階段が続いています。

子どもに人気のファンタジックエリアと、中を歩ける花見の丘エリア。

湖水エリアから光のトンネルを抜けたところがファンタジックエリア。このエリアはその名前の通りカラフルで、とても可愛いサンタクロースや大きなプレゼントの箱、いろんな動物たちがいてとても賑やかです。

トンネルの先にあるファンタジーな世界を初めて見た方は、思わず声を上げてしまうことでしょう。付近には記念撮影することができるベンチがありますので記念にいかがでしょうか?なお、ベンチの横にあるツリーはカラフルに点灯したり消灯したりしますのでシャッターチャンスに要注意。消灯時にシャッターを切ると真っ暗になってしまいます。

その後、ファンタジックエリアを左に見ながら進むと前方に階段が見えてきます。この階段はさらにカラフルな「花見の丘エリア」につながっています。2021年までは柵の外から眺めるしかできなかったこのエリアですが、2022年には真ん中を通る通路が作られ、イルミネーションの中を歩くことができるようになりました。

焼芋・豚汁・甘酒、焚火に足湯。イルミネーション前に身体を温めよう。

いちはらクオードの森のイルミネーションは冬の寒い夜に点灯されます。冷え切った身体ではゆっくり鑑賞できませんよね。なので、イルミネーションを見に行く前にしっかりと身体を温めたいところ。そのため、いちはらクオードの森では来場者に暖まってもらうために、開催期間中焚き火を焚いています。焚火はただ眺めているだけでもほっこりしますよね。

付近の売店では、焼き芋、豚汁、甘酒が販売されています。しっとりした焼き芋はとても熱いので、火傷をしないように気をつけてください。
酒粕から作られている本格的な甘酒は、身体の芯から温めてくれます。甘酒はアルコールを含んでいますので、運転される方は飲めないのが残念ですが、ドライバーの方には冬の強い味方、豚汁もあります。

そして、最後に足湯。これがほんとに気持ち良いのです。足を温めると全身がホカホカしてくるのでオススメです。また、タオルは売店で販売していますので便利です。土日祝日限定で露天商(唐揚げ・大判焼き・フライドポテト)が出店することもあり、こちらは子どもたちにも大人気です。

まとめ

いちはらクオードの森は普段は広大な土地にキャンプ場、植物園、散策路などがあり、春には桜や菖蒲、鯉のぼり、夏には水遊び、秋には紅葉と四季折々の楽しみ方があります。

珍しい鳥達も飛来し、三脚を立ててシャッターチャンスを狙っているカメラマンもちらほらと。寒い冬の夜を彩るイルミネーションの時期がイチオシしですが、それ以外の時期もぜひいちはらクオードの森を楽しんでみてはいかかでしょうか。

※情報掲載は2022年開催時の情報です。
今後の情報についてはこちらで確認してください。
クオードの森

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