赤磐は日本酒が有名ですが、実は、日本酒だけではないのです。それを聞いて興味をそそられたアナタのために、このページでは、赤磐に来て忘れてはならないオススメのお土産3選をご紹介します。
是里(これさと)ワイナリーのマスカットワイン
岡山のフルーツと言えばマスカット、マスカットと言えば岡山が思い浮かぶくらいすっかり定着してきた感がありますが、その食べる用のマスカットを100%使用してワインを作っているのが是里ワイナリーなのです。
赤磐市には優れた栽培地がいくつかあり、ブドウや桃の栽培が盛んですが、中でも、是里地区は、標高300~350mにあり、良質なブドウが栽培されることでも有名です。
是里ワイナリーは、そんな地元の素材を生かしてワイン造りに励んでいます。中でも
「果実の女王」と讃えられる、マスカット・オブ・アレキサンドリア
の大粒を100%原料に用いて丹念に醸造したワインは、希少です。
ひとたび口にすれば、マスカットの優雅な香りと上品な甘味が口の中に広がり、至福の時を感じざるを得ません。ボトルもスリムでお洒落ですので、お土産にはぴったり。喜ばれること間違いなしです。
サッポロビール岡山ワイナリーのスパークリングワイン
サッポロビールと言ってもビールの話ではありません。赤磐市にあるサッポロビール岡山ワイナリーでも、その名のごとく、敷地内にある葡萄畑で栽培された葡萄などを原料にワインを醸造しています。
サッポロビール岡山ワイナリーは、
西日本最大級のワイナリー
としても名高く、吉備高原南山麓の美しい緑と清流に囲まれたところにあります。湖畔にたたずむシャトー風の建物や鐘楼の鐘の音には異国情緒を感じざるを得ません。
もちろん、国産ワインコンクールで数々の受賞暦を誇る高品質のワインの製造工程がコルク詰めに至るまで見学でき、また、ワイナリー限定のワインなどたくさんのワインを試飲できます。
いろいろなワインがある中でどれをお土産にしようか迷うところですが、おすすめは、やっぱり、「スパークリングワインアレキサンドリア」。
芳醇な香りにさわやかな炭酸の刺激が見事にマッチした、中国・四国エリアでしか販売されていない人気のワインです。その希少性を、ぜひとも、お土産として確保したいところです。
ドイツの森の吉井高原ビール
これまで、ワインをお土産としてご紹介してきましたが、中には、ワインはちょっとという人へや、ワインはフランス産でないとだめだなんていう人のお土産はどうしたらいいのかという人がいるかもしれません。
そういう方へのお土産も赤磐市にお任せください。何を隠そう、赤磐市で作っている酒類は、日本酒やワインだけではないのです。そうです、奥が深いのです。そこで、最後の一つは、無難なお土産として「とりあえず」ビールをご紹介しておきます。
実は、先にご紹介した是里ワイナリーもこの吉井高原ビールもドイツの森内にあり、セットで手軽に訪問することができるのです。ですから、難しい人へのお土産を用意しなければいけない人にとって、ここの訪問は欠かせません。
さて、吉井高原ビールですが、このビールは、
何と、中世から続くドイツの「ビール純粋令」を基本に受け継いだ醸造技術によって製造されているクラフトビール。
スッキリとした喉ごしの黄金色のビール『ピルスナー』と、まろやかな味わいの赤銅色のビール『ミュンヘン』が主に醸造されており、どちらのビールも無ろ過・無殺菌で酵母がしっかり生きている、まさしく「生ビール」なのです。
おいしそうでしょ。でも、気候に恵まれた「晴れの国岡山」に来て、ついつい汗をかいてしまい、お土産のビールに手を出すことだけはないように気を付けてくださいね。