日本の夏の風物詩の一つといえば、やはり「花火大会」ではないでしょうか。横須賀市でも毎年いくつかの大会が開催されています。特に大規模なのは横須賀市街地で行われる「よこすか開国花火大会」です。 実はこの花火を見るのにおすすめのスポットが「馬堀海岸(まぼりかいがん)のマボ直」というところにあります。今回は横須賀出身だからこそ知っているマボ直の良さと合わせて紹介をしていきます。
http://www.cocoyoko.net/spot/
横須賀最大の花火大会「よこすか開国花火大会」とは?
http://www.cocoyoko.net/event/kaikoku-fes.html
馬堀海岸やマボ直の説明の前に「よこすか開国花火大会」について少し紹介をさせてください。
この花火大会は毎年8月の第1土曜日に開催されます。例年約22万人以上の方が会場を訪れ、横須賀沖に打ち上げられる約5000発の花火に夏を感じることができます。東京湾に映る水中花火や大迫力のスターマインはいつ見ても圧巻です。
同週は「よこすか開国祭」というイベントが行われており、ダンスコンテストや各種イベントで地域全体が盛り上がっています。そのフィナーレを飾るのがこの花火なのです。
毎年たくさんの人が訪れるため、三笠公園やうみかぜ公園といった花火観覧の主要スポットはいつも混んでおり、地元とはいえ席の確保が困難なのが現状です。
地元の人たちの憩いの場「馬堀海岸のマボ直」とは?
http://www.ktr.mlit.go.jp/yokohama/06data/plan/mabori/07.htm
横須賀の花火を楽しみたいけれども、人混みは避けたいという方にぴったりなのが「馬堀海岸(まぼりかいがん)のマボ直」です。
「マボ直」というのは馬堀海岸線沿いにある約1.8kmの遊歩道の愛称です。その名前の由来は「遊歩道の直線が見事であることを称賛して呼び始めた」と地元では言われていました。
その外観は白で綺麗に統一されています。日差しが反射して眩しさを覚えることもあるぐらいです。防波堤の役割も果たしているマボ直の壁には、公募で選ばれた人たちにより書かれた20枚の壁画が「うみかぜ画廊」として親しまれています。
長い距離で歩き疲れても休めるようにベンチが点在していたり、バリアフリーを意識した構造になっていたりと気配りが随所に施されています。
ここではランニングや散歩に励む人がいれば、遊歩道から一段下のより海に近い場所で景色を楽しむ人たちもいます。
マボ直で花火を見ることの「3つの良さ」とは?
http://www.ktr.mlit.go.jp/yokohama/06data/plan/mabori/07.htm
段は横須賀市民の憩いの遊歩道として親しまれているマボ直ですが、ここで花火を見るのがおすすめな理由を「3つの良さ」で紹介していきます。
1つ目の良さはマボ直の立地です。とにかく花火が良く見えます。それは花火会場からは10kmも離れていないためです。周辺には大きな建物がないので、花火を遮るものはありません。基本的に閑静な住宅街なのでこういったイベントごとでも適度に楽しむことができます。
2つ目の良さはマボ直の景観です。マボ直は横須賀市民の手で綺麗に整備されているため安心して利用ができます。「うみかぜ画廊」のイラストやその外観は花火以外でも十分に楽しむ時間を与えてくれます。
3つ目の良さはマボ直へのアクセスです。馬堀海岸は京急線という電車を利用すれば都心から約60分で行くことができます。駅からマボ直までは徒歩約5分なのに加え、一本道なので初めてでも迷うことはほとんどありません。
来年はみんなで馬堀海岸へ!
マボ直を含め、馬堀海岸全域は基本的にフラットな地形からなっています。そのため子連れのご家族でも十分に楽しめる地域です。ぜひ来年の「よこすか開国花火大会」は「マボ直」で観覧してみてはいかがでしょうか。
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