美しい山々とぶどう畑に囲まれている山梨県甲州市勝沼ですが、さらに日常とは違う空気を感じさせてくれるcafe&winery「原茂ワイン・カーサ・ダ・ノーマ」。蔵の重い扉を開けるとなぜか背筋がピンと伸びるようです。
ときにはいつもと違う空間で午後のひと時を過ごしてみませんか?【冬季はwineryのみ、cafeは4月1日より】
勝沼の風土が育む文化の扉を開ける
”勝沼は暑くて寒いよ~”東京から移住してきた私はこの言葉を何度聞いたことでしょうか。確かに本当でした。
でもその気候がこの土地のすべてを育んでいるのです。寒暖の差と山から吹き下ろす風によって良い葡萄が作られるのです。そんな勝沼の自然の力を借りて育った葡萄で作ったワインがここでの主役。この扉の奥にひっそりと眠っています。
まるで老舗ホテルの様なカウンター
店内に入ると目に入るのが重厚なカウンター。これからチェックイン??そんな錯覚も楽しいですね。お好きなワインを選ぶも良し、食事を楽しんでからのお楽しみにしても良しです。落ち着いた気持ちになれるのは、天井や床が暖炉のすすによるという自然が醸し出す色の効果でしょうか。
さあ、2階のcafeへどうぞ…
この階段を上がれば…
何十年も前からぶどう畑を見続けている古き良き蔵とホテルのcafeを合わせたような落ち着いた居心地の良さ。
そんな空間でワインやぶどうジュース、コーヒーで一息も良いですが、私のおすすめはスープ、フォカッチャ、地元で採れた新鮮な野菜等を盛り込んだイタリアンなワンプレートランチ。ヤングコーンや舞茸などは、野菜が持つ自然の甘みを、キッシュやフォカッチャなどで味の変化を、ソーセージ・ハムは男性もご満悦。ひとつひとつ楽しみながら味わう喜びに時間を忘れてしまいそう。
まとめ
取材時は冬季closeの為にcafe内の画像はありませんが4月1日からのopenを心待ちにしている方は多いでしょう。もちろん私もその一人。
山々の雪が解け、葡萄の新芽も延び新しい息吹を感じる頃に出かけてみませんか?
「原茂ワイン・カーサ・ダ・ノーマ」
住所 山梨県甲州市勝沼町勝沼3181
Tel 0553-44-0121
HP http://www.haramo.com/cafe.html
※掲載情報は執筆当時の情報であり、現在は変更になっている恐れがございます。予めご了承ください。