奈良市で行われるイベントは、伝統のある堅苦しい内容のものばかりで、子どもにはちょっとつまらないかなと思ってませんか?他府県から移住してきた筆者は、奈良市に来た当初、そんなことを考えていました。

しかし実際は、地元の子連れの人たちが毎年楽しみにしてるイベントがたくさんあるんです。そんな奈良市民が楽しみにいているイベントについて、子どもの頃からこの土地に住み続け、家族で出かけることが大好きなMさんに伺いました。

奈良市のイベントは季節ごとにさまざまなものがあります

奈良市で行われるどんなイベントに出かけるのかMさんにたずねると、たくさんのお答えが返ってきました。

「奈良市のイベントといえば、まずはやっぱり夏の燈花会(とうかえ)かな。これは他府県から来る人もすごく多いし、地元の人もみんな行くよ。」

燈花会は奈良公園一帯がたくさんのろうそくで灯される夏の夜のイベントで、屋台も多く出店し、子どもも十分楽しめるとのことです。冬には春日若宮おん祭りという伝統行事が行われ、こちらは学校からも見に行くことを推奨されており、毎年家族で出かけられると教えてくださいました。

さらに、春・夏・秋と平城宮跡で行われる天平祭ではたくさんの催しがあり、子どもも大人も楽しめるので毎回参加されているそうです。

奈良の伝統を子どもも体感できる春日若宮おん祭

毎年12月に開催される春日若宮おん祭は、800年以上の歴史がある祭礼で、当日は近隣の小学校や幼稚園が午前中で終わるのだそう。「奈良の伝統的な行事なので、子どももみなさん極力おん祭を見に行きましょうという雰囲気かな。」とMさん。小学校でおん祭についての由来を学ぶ機会もあるのだとか。

おん祭の際には、JR奈良駅前から春日大社の方へ向かう三条通りに屋台が並び、お渡り式という儀式でお巫女さんやお稚児さんが馬に乗って通っていく様子を見ることができます。

「馬を間近で見る機会はめったにないから、子どももしっかり見てるよ。」

奈良ならではの伝統あるお祭りは子どもの頃から体験していくのですね。

季節ごとに開催される天平祭は
子どもの楽しめる内容が盛りだくさん

世界遺産である平城宮跡も、子どもにとってはただの広い遊び場で、走ったり虫取りをしたりする公園がわりなのだそう。そんな平城宮跡で季節ごとに行われる天平祭は、比較的新しいイベントで催しの内容も多く、子どもが楽しめるものがたくさんあるとMさんは話されます。

「キッズコーナーがあったり、迷路があったりした時もあったよ。ゆるキャラが来てたら一緒に写真撮ったりね。夏には花火もあがるから子どもは喜ぶよね。」

開催されるたびに内容は変わるのですが、子どもが楽しめる仕掛けはいつもあるようです。奈良ならではのグルメが味わえるのも天平祭の魅力で、子どもと一緒においしいものを食べることも楽しみなんだとか。

平城宮跡は最寄り駅から距離があり、小さな子どもが歩いて行くと疲れてしまうので、ここの近くに住むMさんはいつも自転車で向かいます。地元住民ならではの子連れ対策ですね。

まとめ

古都・奈良でのイベントは、大人や観光客向けのものばかりではなく、子どもも楽しめる内容がたくさんあるのだとMさんに教えていただきました。

四季折々で違ったイベントが開催されると、一年を通して楽しみがあり、子どもも喜びますよね。そんな奈良市のイベントにぜひ家族全員で参加してみてください。筆者も今後はたくさんのイベントへ足を運び、奈良市の魅力をさらに発見していきたいと思います。

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