奈良には東大寺の大仏や平城宮跡などの歴史建造物が多くあり、県外の方もご存じの方が多いと思います。では奈良と聞いて思いつく食べ物はありますか。今回は奈良にある歴史・伝統あるグルメをご紹介します。季節限定の食べ物もありますよ。
朝は「茶がゆ」でスタート
奈良の郷土料理である「茶がゆ」は、ほうじ茶を使って炊いたおかゆのこと。水分が多めで、さらさらとしています。1200年前から奈良の朝食として食べていたそうです。「茶がゆ」を知らない県民も多くなりましたが、今でも受け継がれ食べている家庭もあります。奈良公園には「茶がゆ」が食べられるお店も。
昼や夜のおかずの一品に大和野菜「大和丸なす」
大和の伝統野菜のひとつ。4月~7月が旬。つやつやした濃い紫紺色で、鮮度が良いものはヘタに鋭いトゲがあるのが特徴。このトゲが刺さると痛いので要注意です。
「大和丸なす」は煮崩れしにくく、和・洋・中と幅広い料理に活用できます。油と相性が良いので田楽や揚げ浸しがおすすめです。
デザートに「イチゴ」はどうですか
「あすかルビー」や「古都華(ことか)」。これは奈良で生まれたイチゴの品種です。12月頃から出荷開始。イチゴといっても味は違います。食べ比べてみると楽しいかもしれません。
まだまだ前述2品に比べると歴史は浅いです。しかし確実に奈良の農業歴史に名を馳せ、これから伝統として残るイチゴとなることでしょう。
まとめ
いかがでしたか。奈良には多くの歴史建造物があるのと同様に、郷土料理や大和野菜があります。ぜひ奈良で季節を感じながら歴史・伝統あるグルメをお召し上がりください。
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