外からラッパの音が聞こえたらボウルやお鍋を持ってお豆腐を買いに行く……
実際に見たことはなくても、テレビや本などでそんなお豆腐屋さんを知っている方は多いのではないでしょうか。

今はお豆腐と言えばスーパー、あるいはお店が近くにあればそこで購入される方がほとんどだと思います。私もたいていスーパーで3パックになっているものを買います。

でも。

観光地・奈良では、「ラッパを吹きながらリヤカーを引いて豆腐を売りに来る」そんな昔ながらのお豆腐屋さんに会うことができるのです。

そのお豆腐屋さんの名は「きたまち豆腐」。

近鉄奈良駅から歩いて20分ほどの国宝・転害門(てがいもん)の近くにお店を構える小さくかわいいお豆腐屋さんです。

なぜ「行商」というスタイルを?

店主の薮田さんはお豆腐屋さんを始める時に周りからの「豆腐屋をするなら行商はしないのか」という声と、「豆腐屋は行商するのが当たり前」との思いからこの昔懐かしいスタイルを始められたそう。

今では来るのを待っているお客さんもいるということで、まさに地域に根付いた「町のお豆腐屋さん」ですね。この行商スタイルはずっと続けていかれるそうです。

近鉄奈良駅の方には月・木・土の週に3回行くそうなので、ぜひ見かけたら声をかけてみてください。

ちなみに持ち帰りの袋も用意しているので観光の方ももちろん買えますが、暑い時期はお豆腐が傷むので残念ながら冬の寒い時期のみだけです。

もちろん店舗にも訪れる価値あり!

きたまちにある店舗の方でもさまざまなお豆腐や卯の花、ひろうすや揚げ豆腐など購入できます。


すべて国内産大豆を100%使用したお豆腐は、どれも豆の甘味が感じられておいしい!

個人的に好きなのはトロッとした口当たりとわずかに残るお芋の舌触りがおいしい大和芋おぼろ(280円)。

豆乳おからドーナツ(90円)はあっさりした甘さとしっとりもっちり食感でおやつにオススメです。

                ドーナツの袋もかわいい

お土産に、今日のおかずの1品に、懐かしく新しい奈良のお豆腐屋さんのおいしいお豆腐いかがですか?