奈良と言えば思い浮かぶのが神社仏閣巡りですが、奈良にはとっても素敵な教会もあるのですよ。それは商店街の中にある教会。

門の向こうには階段があり、その先に見えるのは、お寺に見える建物が。52段の階段を上るとそこには奈良に合う建物に仕上げられた素敵な教会について、日本聖公会基督教会の小野さんにお話をうかがいました。

商店街の途中にある門を入り、階段を上った先にあるものは?

近鉄奈良駅すぐの東向き商店街の途中にある日本聖公会奈良基督教会。

重厚な門を越えると目の前には階段が。上りきると目の前には木造の建物があり、一見お寺のように見えますが屋根には2羽の向き合ったハトが施された十字架があり、ここは教会だとわかっていただけるでしょう。とのことでした。

国の重要文化財に指定された礼拝堂にある貴重な品々

小野さんに案内していただき礼拝堂に入ると、高い格天井と柔らかく差し込む西日が目に入り、まるで映画のワンシーンのようでした。正面には赤を基調とした数色使いのドッサルと呼ばれるカーテンの様なタペストリーが。

現存し弾ける最古の現存する最古のアメリカ製リードオルガン、正倉院の宝物を模した七宝焼きなどどれも基調で一見の価値のあるものばかりでした。なかでもドイツ製パイプオルガンは天井まである1228本のパイプ、19本のストップがあり、圧巻でした。

緑が豊富で1年を通して四季折々の様子が見られる

教会の敷地内では、春は桜の木、夏は木々の木陰、秋は銀杏の木、冬はもちの木が季節の訪れを知らせてくれるそうです。お話をうかがった小野さんは基本的に毎日教会に来られているそうで、日曜日には信者の皆さんが教会に集い活動されているとのこと。

筆者が訪れた日は、クリスマスに向けて信者の皆さんで和気あいあいとの飾り付けを施されていました。小野さんにお話を伺っている間にも、信者の方に「もうすぐライトアップが始まるので、ぜひ来てください」と言ってもらいました。また「興味のある方はどなたでもウエルカム!」と小野さんの笑顔。

クリスマス時期には光のページェントとチャペルコンサートが行われるそうです。日によって内容が違うので気になるイベントは要チェックです。静かにクリスマスを感じるとともに、笑顔に優しさがあふれる小野さんのお話を聞きに行くのもおすすめです。

まとめ

「開かれた教会」として、「たくさんの方に来ていただきたい」と、小野さん。信仰する宗教にかかわらず土曜、日曜の午後であれば見学可能、案内もしてくださるそうです。

いにしえの奈良の文化をつなぐシルクロードを思わせる曲線使いのデザイン、ドイツ、アメリカなど様々に国の文化とのつながりに思いをはせてみてはいかがですか?

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