奈良と聞かれて何を思い浮かべますか?大仏、お寺、鹿…こどもと一緒に楽しめるのかしら?

筆者のおすすめは、3歳と6歳のこどもが終始はしゃぎまわった「ならまち」。古き良き生活風景と、現代的な空間が共存した魅力あふれる「ならまち」への旅をご案内します。

旅の始まりは「鹿の舟」から

「鹿の舟」は「繭(まゆ)」「竈(かまど)」「囀(さえずり)」3つの建物からなる複合施設。

「繭」は観光案内所になっており、奈良に関する情報がずらりと並びます。「囀」は喫茶店と雑貨店。「竈」はかまどで炊いたご飯と大和のおかずがいただけます。中庭には田畑があり、こどもが喜んで走っていきます。秋には無料の稲刈り体験もあり。

子どもが帰りたがらない!?ならまち「からくりおもちゃ館」

陰陽町の明治23年頃の町屋が、「からくりおもちゃ館」に生まれ変わりました。扉を開けると畳と木の匂い。「こんにちは」とおばあちゃんが笑顔で出迎えてくれました。

江戸時代のからくりおもちゃ(再現)が実際に手にとって楽しめるので、こどもは夢中。「見て!見て!」と大忙し。「もう帰ろうか?」「いやー」の声があちこちで聞こえてきます。2ヶ月に1回展示替えも。施設利用料は無料でもちろん大人も楽しめます。

国登録文化財「にぎわいの家」で昔の暮らしを体験

骨董商の店舗兼住宅だった町屋を奈良市が買い入れして改修。現在は無料で「にぎわいの家」として公開しています。

間口は狭く、奥行きが深い伝統的な作りの町屋です。通り庭にはかまどが昔のまま展示。奥に進むと渡り廊下に接して手入れされた中庭も。広い室内は自由に上がって見学できるので、こどもは探検気分。茶室の床柱には東大寺の古材を、床脇柱は西大寺の古材を使うなどみどころ満載です。

まとめ

古き良き時代そのままに、時が流れる場所「ならまち」。驚いたのは無料で開放している施設が多いこと。それなのに奥が深くてこどもも大人も楽しめます。こどもの「楽しかった!」の声を聞きにぜひ「ならまち」へ。

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