世界遺産東大寺をはじめ、見どころ豊富な奈良。今回は、奈良に嫁いで20年の筆者が県外の知り合いをお連れすると必ず喜ばれる、とっておきの場所をご紹介します!
以前は奈良漬け以外探すのに苦労したお土産選び。
近年は近鉄大和西大寺の駅ナカや、近鉄・JR奈良駅でもさまざまなお土産がお手軽に買えるようになりました。そんなオススメの奈良みやげもご紹介しますね。
世界遺産を借景にした日本庭園「依水園(いすいえん)」
交通アクセス バス「県庁東」下車徒歩3分
近鉄奈良駅より徒歩約15分(東大寺西隣)
依水園には江戸時代作の「前園」と明治時代作の「後園」の二つの庭園があります。「三秀亭」という茅葺き家では、入園料を払わなくても前園を眺めながら麦飯とろろ御前やお抹茶をいただけるのをご存じでしたか?
さらに奥の後園には東大寺南大門・若草山・春日山を借景とした池泉回遊式庭園が広がっています。日本庭園に興味のある方はもちろん、関心のない方もぜひ、自然豊かな癒しの空間を散策してみてください。
東大寺近くにありながら、静かで贅沢な時間をすごせます。春はつつじ、秋は紅葉といつ訪れても楽しめます。
白玉屋榮壽(しらたまやえいじゅ)「みむろ」

10個入り1,000円(税込)
奈良を代表する名物もなか、みむろ。香ばしい香りの薄皮に、程よい甘さのあんこが絶妙のバランスでとろけます。シンプルだけど後をひく美味しさ。食べ易い小振りサイズで手が止まりません。
本店は桜井市三輪ですが、三条通りの奈良店ほか、近鉄及びJR奈良駅でも手に入るようになりました。
江戸時代から続く老舗で、商品はみむろ1本のみ。
賞味期限は1週間と短めですが、わざわざ買いに行く価値はあります。奈良を訪れた際はぜひ。
吉野本葛天極堂「葛もち」

2個入り432円(税込)
創業140余年の葛の専門店天極堂。吉野本葛を贅沢に使ったお菓子が並びます。
中でも「葛もち」は幼児から年配者まで幅広くオススメ。
1口サイズの個包装でたっぷりのきな粉と黒蜜がついており、もちもちの食感がたまりません。常温で3カ月もちます。筆者の帰省土産にも欠かせません。
依水園近くの奈良本店では、作りたての葛菓子や葛料理が楽しめますよ。
中川政七商店「ご当地ふきん(奈良限定)」

日本市 奈良三条店
創業300周年の中川政七商店。今や全国に展開中です。
今回ご紹介するのは、奈良の伝統的な蚊帳生地を使った「正倉院ふきん」「鹿ふきん」など、奈良でしか買えないデザインのご当地ふきん540円(税込)。
ご自分用にはもちろん、ちょっとしたお土産や贈り物にいかかですか?可愛いデザインに癒されることうけ合いですよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回ご紹介した伝統的なお土産以外にも、大仏プリン(http://www.daibutsu-purin.com/)など新しいお土産もたくさんあります。
さりげなく進化しているここ奈良へぜひ足を運んで、肌で奈良を感じてみてくださいね。きっと新しい発見が待っていますよ。