奈良のイメージ=修学旅行+鹿。おもしろみに欠ける、と思っている方も多いのでは?

 奈良の奥深さをご存じないとは・・・もったいない!

でも、奈良の良さは大人にならないと分かりにくいのかも知れません。いろんな経験をして大人になった今こそ、奈良を訪れてみませんか?心和ませてくれる古都奈良の魅力を、Don’t miss itな3つのスポットをご紹介しながらお伝えします!

奈良の顔はかなりデカイです:奈良公園

その広さは660ヘクタール。計算では東京ドーム約140個分となります。
あちこちに世界遺産があり見どころ満載。その中でもわたしのお気に入りは、季節ごとにいろんな表情を見せてくれる浅茅ヶ原(あさじがはら)園地周辺です。

春は名のみの、冷たい空気の中、ぽっと鮮やかにかわいらしく咲く紅白の梅のお花。夏の燈花会(とうかえ(※))で、ろうそくの灯りの中に幻想的に浮かびあがる浮見堂(うきみどう)。秋の紅葉は言わずもがな。

冬は鹿の吐く白い息に凛とした空気を感じます。

朱色と薄紫のコントラストにうっとり:春日さん

いつ訪れても新鮮な美しさを見せてくれるのが、世界遺産の春日大社です。

奈良人は親しみをこめて「春日さん」と呼んでいます。

平成28年に、20年に一度の式年造替(しきねんぞうたい)が行われたのが、記憶に新しいところ。春日さんには「砂ずりの藤」という銘木があり、年によっては地面近くまで藤の花が垂れ下がります。

社殿の朱色と藤の花の薄紫色のコントラストは何度見ても美しいです。

また、節分と8月14日・15日の万燈籠(まんとうろう)では、すべての灯篭に灯りがともされ、昼間の様子とはまた違う幽玄美を見ることができます。

世界遺産の中を電車が突っ切る!奈良時代の都の跡:平城宮跡

約1300年前の日本の都の跡、平城宮跡(へいじょうきゅうせき)。ここもユネスコの世界遺産に登録されていますが、その真ん中を近鉄電車が走っています。

世界遺産の中を電車が走っていることを初めて知った他の地域の人は驚かれます。
でもそれも奈良のおもしろさ。

走る列車の窓から見る、広い空、復元された朱雀門(すざくもん)や大極殿(だいごくでん)。奈良はなんて良いところなんだろう、と胸がほっこりします。平城宮跡は、春は桜の下でピクニック、秋はススキの中の散歩、冬は凧あげを楽しめ、奈良人の憩いの場となっています。

四季折々の自然が楽しめ、心癒される……。古都奈良の魅力は、伝え始めるととどまるところを知りません。

まさに百聞は一見に如かず。
次の旅行やお出かけは、穏やかな時間が流れる奈良を、ぜひお訪ねください。