奈良市にあるお菓子工房で作られる古墳の形のケーキが、古墳ファンを中心に熱い注目を集めているのをご存知でしょうか?

かくいう私は、幼い頃は考古学ファンの父と一緒に友史会※の古墳巡りなどにも行っていた古墳少女、そして生粋の奈良市民。

ですが恥ずかしながら、奈良にこんなにオリジナルなケーキがあることを知ったのは、つい最近でした。

※友史会(ゆうしかい):奈良県立橿原考古学研究所附属博物館の友の会として発足。考古学の最新の話題の講演会と遺跡めぐりを定期的に開催。

ほんとに前方後円墳!

この古墳ケーキ、作られているのは、猿沢池(さるさわいけ)の近く、ならまちの玄関口にあるPetit Marché(プティ・マルシェ)というお店で、商品名は「おくつきの森」といいます。

もともとは大きいサイズの予約販売のみだったそうですが、今は店頭で小型サイズを買える曜日があります。

小型サイズは、縦10cm×横7cmのトレーに収まる大きさ。税抜き600円です。

確実に買うためにはメールでの予約がベター。詳しく説明されたお店のページがあります!→http://petitmarche-nara.jp/kofun.html

実際に古墳ケーキを目の前にしてみると・・・日本史の資料集を思い出しますね。ほんとに前方後円墳。鍵穴の形の、こんもりとした緑の森の、あの古墳です。鮮やかな緑色は、奈良の抹茶を使ったスポンジを砕いたものをまぶしてあるのだそう。古墳本体には、スポンジの間にチョコクリームがはさまれています。

カシューナッツは勾玉(まがたま)、ピーカンナッツのかけらは土器片、ケーキの周囲はココアメレンゲで円筒はにわ、と細部まで古墳時代を感じられ楽しめます。

Let’s 発掘調査!

そしてもう1つのお楽しみ。大きなスコップを模したスプーンで味わう発掘調査気分です。「発掘スコップ型スプーン」は、スコップの形がリアルなステンレス製のしっかりとしたスプーンです(税抜き350円)。

このスプーンで古墳ケーキを掘るように食べていくと、気分はちょっとした発掘調査!また、インパクト大な見た目に引けを取らないのは、そのお味です。

甘さ控えめなチョコクリームがふんわりと口当たり良く、カリッとしたナッツの食感と、甘いココアメレンゲがアクセントとなって、舌が肥えたケーキ通の方も納得の美味しさ。

まさに目も舌も大満足なケーキなんです!

Petit Marché(プティ・マルシェ)は古墳ケーキのほかにも、写真の白い鹿クッキー(白ちゃんクッキー)といった焼き菓子も豊富です。

地方発送はされていない、奈良ならではの古墳ケーキ。次回、奈良に来られるときには、ぜひ食べてみてくださいね!

ならまち菓子工房Petit Marché
奈良市東寺林町22