短大卒業後は事務職に就き、結婚、出産後も仕事を続けていましたが体調を崩しやむなく退職。自由さや子どもとの時間を楽しみながらも、社会との接点の少なさに悶々とすることも。そんな中、偶然手にした奈良市の広報誌で「新しい働き方セミナー」が目に留まり、説明会への参加を決意。「フリーランス」という全く新しい世界を知ることになりました。セミナー受講後の心境の変化や、ライター活動で気づいた奈良の魅力を紹介します。

ネガティブな私がセミナーで育んだポジティブな気持ち

セミナー参加前は不安でいっぱいでしたが、終わってみれば「何かできることがきっとある」と前向きにさせてくれる画期的で刺激ある内容でした。「子どもとの時間を大切にしたい!でも働きたい!新しい働き方を知りたい!」といった思いを持つ多様なメンバーからも刺激を受けました。毎回、頭の中がパンク寸前になりつつも、新しいことを知り視野が広がっていく充実感を今でも覚えています。

奈良市のサポートも厚く、今までの働き方だけに固執しない新しい奈良のパワーを感じ、大阪で生まれ育った私の中で、少し閉鎖的だった奈良のイメージが変わりつつあります。過去にこだわり、失敗を恐れてしまうネガティブな性格でしたが、「自分はこうありたい!」と理想の姿を考えるワークを繰り返すうちに、未来をポジティブに描けるようになりました。

人との出会いが支えとなっているライターワーク

セミナー受講後はランサーズのお仕事で農家の野菜販売サイトブログ、子育て関連記事などを定期的に続けたり、地元情報誌でおしゃれなお店の紹介記事を書いたりしています。始めた頃は子どもも小学校に入学したばかりで、まだ少し手のかかることもありましたが、子どもの成長を見ながら、少しずつ仕事を増やしているところです。生活スタイルの変化に合わせ、ペース配分を調整できることがフリーランスの働き方の大きな魅力の一つ。

一方でWebライターの仕事は孤独になりがちですが、奈良では市のセミナーを通して仲間とのコミュニティが生まれています。時にはお仕事を紹介し合ったり、相談し合ったりする仲間がいることが私の心の支えです。

これからの新しい奈良市を伝えられるライターを目指して

ライター活動で、奈良の魅力に気づくこともできました。ライターを始めた頃、奈良市を紹介するインタビュー記事を書く機会があり、その中で若手の農家さんに出会いました。震災を機に一家で東京からIターンし、農家を始めたその方の奈良への思いを聞くうちに、長年住んでいながら気づかなかった秘めたる奈良の魅力を感じました。

奈良でしか味わえないものがあり、それは他と比べるものではなく伝えるべきものだと気づき、Webライターを続けています。日々新しいことに挑戦しながら暮らす人々の思いや、素敵な奈良をいつの日か広く世界に発信していけたらいいなと思っています。

まとめ

フリーランスは自分のライフスタイルをデザインできる反面、時には一人で迷うこともあります。それでも「私にはできない」とあきらめず一歩踏み出したことで、奈良の魅力に気づき、世界は広がりました。小さな一歩でも進めば今まで見えなかった何かが見えてきます。踏み出した後は自由に歩んでいける、そんなフリーランスという働き方を是非知って欲しいと思います。

※掲載情報は執筆当時の情報であり、現在は変更になっている恐れがございます。予めご了承ください。